今回ロジクールのゲーミングマウスパッド『G740』を購入したので紹介します。
これからロジクールのマウスパッドを購入する方でG740を検討している方は多いと思いますが、似た製品で「G640」があり、どちらを選べばいいか悩んでいる方は多いはず。
そこで本記事ではLogicool G740をG640と比較しつつ徹底レビューしていきます。
- Logicool G740のスペック表&価格
- Logicool G740の内容物
- Logicool G740の外観
- G740とロジクールの他マウスパッドを比較
- Logicool G740とG640の違い
- Logicool G740を使用しているプロ・配信者
- Logicool G740のセンサーテスト
- Logicool G740のリフトオフディスタンス
- Logicool G740を使ってみた感想
- Logicool G740の良い点・気になる点
- まとめ:バランス寄りのコントロール系マウスパッド
実際に撮影した写真を見せながらレビューしていきますので、これから『G740』を購入しようか迷っている方は参考にしてみてください。
Logicool G740のスペック表&価格
G740のスペックと価格を紹介していきます。
サクッと確認できるように表を作成しましたので、参考にしてみてください。
スペック表
タイプ | 布製 |
---|---|
サイズ | 幅460・長さ400・厚さ5mm |
表面質感 | サラサラ |
裏面グリップ性能 | 高い |
エッジ部分 | 切りっぱなし |
硬度 | 普通 |
系統 | 弱コントロール系 |
滑り出し | 普通 |
滑走速度 | 普通 |
止め感 | 強い |
カラー | ブラック |
直販価格 | 4,620円(2024/2/15時点) |
価格
直販価格で4,620円です。
大きめのサイズと厚みもあるので、ロジクール製品の中では高めに設定されています。
とはいえ直販価格なので、ショッピングサイトだと若干安くなっていることが多いです。
サイト | 価格 |
---|---|
Amazon | 4,200円 |
楽天市場 | 4,200円 |
Yahoo!ショッピング | 4,200円 |
上記は2024年2月15日時点の価格になります。
セールや時期などで変動することもあるので、実際に確認してみてください。
Logicool G740の内容物
G740の内容物を紹介します。
上画像の通りですが、内容物は下記の通りです。
- マウスパッド本体
- 保証書
- 説明書
マウスパッドなので内容物はシンプルですね。
マウスパッドは巻かれた状態で梱包してあるので、開封時は若干クセが付いていました。すぐ使いたい方は購入後早めに開封しておきましょう。
Logicool G740の外観
ここからはG740の外観を紹介します。
箱も含めて撮影しましたので参考にしてみてください。
箱
ロジクールらしいシンプルな箱です。
箱には製品名、サイズ、スペックなどが記載されています。
表面:サラサラ系
表面はサラサラ系です。
細かい縫い目なので、結構滑ります。
サイズも大きく滑るマウスパッドなので、ローセンシの方にもおすすめできるマウスパッドです。
裏面:グリップ性能高め
裏面のグリップ性能は高めです。
ゴム製で粗めの形状なので、使っていてズレるなとは感じませんでした。
マウスパッドがズレるのが若干ストレスに感じるタイプなので、このくらいのグリップ性能はマストですね。
エッジ:切りっぱなし
エッジは切りっぱなしになります。
ロジクールは基本切りっぱなしを採用しているので、G740も同様に採用されていますね。
切りっぱなしはほつれやすいという耐久性のデメリットはありますが、引っ掛かりなく操作性が高くなるというメリットもあるので、操作性を重視する方に最適です。
G740とロジクールの他マウスパッドを比較
ロジクールはG740以外にもマウスパッドを複数販売しておりますので、似た製品をピックアップしてスペックなどの比較表を下記に作成しました。
G740 | G640 | G440 | G240 | |
---|---|---|---|---|
タイプ | 布製 | 布製 | プラスチック製 | 布製 |
サイズ | 幅460・長さ400・厚さ5mm | 幅460・長さ400・厚さ3mm | 幅340・長さ280・厚さ3mm | 幅340・長さ280・厚さ1mm |
表面質感 | サラサラ | サラサラ | サラザラ | サラサラ |
裏面グリップ性能 | 高め | 高め | 高め | 高め |
エッジ部分 | 切りっぱなし | 切りっぱなし | – | 切りっぱなし |
硬度 | 普通 | 普通 | 硬い | – |
系統 | 弱コントロール系 | バランス系 | 強スピード系 | 弱スピード系 |
カラー | ブラック | ブラック | ブラック | ブラック |
直販価格 | 4,620円 | 3,850円 | 2,750円 | 1,870円 |
※横スクロール可能
※価格は2024年2月21日時点
プラスチック製のハードタイプのマウスパッドも販売しています。
布製のマウスパッドに関しては同じ素材を採用しており、サイズ・厚さなどの違いがありますので、確認してみてください。
Logicool G740とG640の違い
先ほどの比較表でG740とほぼ同じロジクールの「G640」がありますが、違いがわからないという方も多いと思いますので、簡単に紹介します。
- 違い①:厚み
┗G740は「5mm」、G640は「3mm」 - 違い②:価格
┗G740は「4,620円」、G640は「3,850円」
今回レビューしているG740は厚さが5mmになり、そのぶん価格も若干高くなっています。
具体的な違いなどは別記事で解説しているので、興味のある方は参考にしてみてください。
Logicool G740を使用しているプロ・配信者
こちらではG740を使用しているプロ・配信者を紹介します。
G740を購入する参考にしてみてください。
使用しているプロ
- VALORANT:foxz
- VALORANT:Carpe
- VALORANT:qw1
- VALORANT:f0rsakeN
- オーバーウォッチ:Crimzo
使用している配信者
G740を使用している配信者は確認できませんでした。
発見次第追記していきます。
Logicool G740のセンサーテスト
G740のセンサーテストも実施しました。
結果は上画像の通りですが、結果としては問題なしです。
また検証環境は下記の通りです。
- ソフト:MouseTester
- マウス:G PRO WIRELESS
xSumで計測し乱れがなく綺麗な曲線を描けましたので正常です。
今回はG PRO WIRELESSを使いましたが、他マウスも問題なく使用できるかと思います。
Logicool G740のリフトオフディスタンス
G740のリフトオフディスタンスも調査しました。
リフトオフディスタンスはマウスを浮かしセンサーが反応しなくなる距離です。
検証結果は下記の通りでした。
G PRO WIRELESS:マウスパッドなしで「0.9mm」
【検証結果】
G740を使った結果「0.7mm」
G PRO WIRELESSで検証しましたが、G740を使うと「-0.2mm」短くなる結果でした。
リフトオフディスタンスは短い方がいいとされているので、0.7mmは問題ないですが、マウスによっては短くなりすぎる可能性があります。
Logicool G740を使ってみた感想
G740を実際に使ってみた感想を紹介します。
具体的な感想を下記にまとめましたので、参考にしてみてください。
- 感想①:素材について
- 感想②:サイズについて
- 感想③:厚さについて
- 感想④:エッジについて
- 感想⑤:メンテナンスについて
感想①:素材について
G740は布製ということもあり、癖がなく使いやすいです。
大体の方は布製のマウスパッドを使用していると思うので、馴染みやすいと思います。
また下記のロジクール製品も同じ素材です。
- G240
- G640
- G840
縫い目が細かくサラサラ系のマウスパッドなので、滑りがいいです。
滑りの良さはガラス製のマウスパッドの方が高いですが、4,000円くらいの価格帯ではG740は優秀な部類かと思います。
感想②:サイズについて
G760は幅460×長さ400×厚さ5mmのサイズで大きめに作られているので、ローセンシでマウスを振り回しても余裕のあるサイズ感でした。
G740とG640は「中途半端なサイズ」という意見もありますが、個人的には一般的なデスクで使用する分には余裕があり、使いやすいと感じました。
また、G740とG640はプロの方でも使用している方が多いのでパフォーマンスをだすという意味では十分なサイズなのかと思います。
感想③:厚さについて
G740は5mmと厚めのマウスパッドで、この厚さは初めて使用したのですが、結構滑るなと感じました。
マウスパッドは厚くなるほど、動かすときの摩擦が増えて滑りにくくなるのですが、G740はサラサラ系の表面ということもあり厚さもあり滑りもいいという印象。
厚くて滑りもいいので、ストッピングもしやすく、幅広い方が使えるバランス系です。プロシーンでも見かけることが増えてきているので、今後の定番になりそう。
感想④:エッジについて
G740のエッジは「切りっぱなし」となっており、服やアームカバーが引っかかりにくいのです。僕は引っかかりに敏感なので、切りっぱなしのデザインが好みです。
G740もしばらく使いましたが、他の切りっぱなしマウスパッドと同様に消耗速度は速めの印象でした。
感想⑤:メンテナンスについて
G740は布製なので、汚れてきた際は粘着ローラーやウェットティッシュで問題なく掃除できました。細かい埃などはエアダスターで吹き飛ばせます。
僕はまだやっていないですが、水洗いをする場合は40度程度のお湯でさっと洗いましょう。
とはいえ、水洗いは少なからず滑り具合に変化が起きるので、水洗いが必要なくらい汚れたら買い替えを検討するのがいいかなと思います。
Logicool G740の良い点・気になる点
最後にG740の良い点・気になる点をまとめます。
良い点
- 十分なサイズ感でFPSがしやすい
- 滑りもよくストッピングもしやすく人を選ばない
- ロジクール製品なので販売場所が多く買いやすい
- 使用しているプロの方も多く安心感がある
気になる点
- エッジは切りっぱなしなので消耗しやすい
- 色がブラックのみ
消耗品とわりきれる方はパフォーマンス重視の切りっぱなしはおすすめです。
また色が「ブラック」のみなので、デバイスの色を統一している方にとっては気になる点なのかなと思いました。
まとめ:G740はバランス寄りのコントロール系マウスパッド
G740のレビューは以上になります。
癖のないオーソドックスなマウスパッドで幅広いプレイングスタイルに対応できるスペックなので、マウスパッド選びに苦戦している方は試してみてください。
タイプ | 布製 |
---|---|
サイズ | 幅460・長さ400・厚さ5mm |
表面質感 | サラサラ |
裏面グリップ性能 | 高い |
エッジ部分 | 切りっぱなし |
硬度 | 普通 |
系統 | 弱コントロール系 |
滑り出し | 普通 |
滑走速度 | 普通 |
止め感 | 強い |
カラー | ブラック |
直販価格 | 4,620円(2024/2/15時点) |
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