今回AIM1のゲーミングマウスパッド『陽炎 – KAGERO』を購入したので紹介します。
これからAIM1のゲーミングマウスパッドを購入する方で陽炎を検討している方は多いと思いますが、性能・使用感などがわからず購入を悩んでいる方は多いはず。
そこで本記事では陽炎を購入した僕が使用感などを徹底レビューします。
- AIM1 陽炎のスペック表&価格
- AIM1 陽炎の内容物
- AIM1 陽炎の外観
- 陽炎とAIM1の他マウスパッドを比較
- AIM1 陽炎のセンサーテスト
- AIM1 陽炎のリフトオフディスタンス
- AIM1 陽炎の滑りについて
- AIM1 陽炎を使ってみた感想
- AIM1 陽炎の良い点・気になる点
- まとめ:国産のバランスよりコントロール系マウスパッド
実際に撮影した写真を見せながらレビューしていきますので、これから『陽炎 – KAGERO』を購入しようか迷っている方は参考にしてみてください。
AIM1 陽炎のスペック表&価格
陽炎のスペックと価格を紹介していきます。
サクッと確認できるように表を作成しましたので、参考にしてみてください。
スペック表
タイプ | 布製(ポリエステル) |
---|---|
サイズ | 幅500・長さ500・厚さ3.5mm |
表面質感 | サラサラ |
裏面グリップ性能 | 普通(ゴム製) |
エッジ部分 | ステッチ加工 |
硬度 | 普通 |
系統 | 弱コントロール系 |
滑り出し | 普通 |
滑走速度 | 普通 |
止め感 | 強い |
カラー | ブラック |
直販価格 | 3,980円(2024/7/9時点) |
価格
直販価格で3,980円円です。500mmという大きめのマウスパッドの中では高くもなく安くもくといった、無難な価格設定だと思います。
セールや時期などで変動することもあるので、実際に確認してみてください。
AIM1 陽炎の内容物
陽炎の内容物を紹介します。
上画像の通りですが、内容物は下記の通りです。
内容物
- 陽炎本体
- 保存スリーブ
内容物は陽炎本体と保存スリーブで、開封時には下画像のように丁寧に包まれていました。
保証書などは付属しておりませんが、初期不良などがあった場合はサポートに連絡することで対応してくれるとのことです。
巻き癖:ほとんどなし
陽炎の巻き癖はほとんどなし。
柔らかい素材で作られているので、癖の付きにくいマウスパッドかと思います。
左画像が開封時の巻き癖ですが、巻き返したら右画像のようにほとんど癖が取れました。
AIM1 陽炎の外観
ここからは陽炎の外観を紹介します。
箱も含めて撮影しましたので参考にしてみてください。
箱
陽炎はシンプルなデザインの箱になっています。真ん中に「陽炎」と書かれていますが、黒系の色で箱と同化してるのが特徴。
裏には日本語で陽炎のサポートなどの情報が記載されています。日本製なので日本語で読みやすいです。日本なのでサポートも安心だと思います。
表面について
表面はサラサラ
陽炎の表面はサラサラしていて触り心地は個人的に好みです。横向きに縫われているので、横方向はサラサラですが、縦方向は細かくザラっとした感覚があります。
ロゴは2つで向きに注意
陽炎のロゴは表面の2個所にプリントされています。材質は違いますが、サイズが大きいマウスパッドなのとロゴ部分が小さいので操作に影響はないでしょう。また、左上に陽炎のロゴがくるのが正しい向きなので注意が必要。
厚さ3.5mmで硬度は柔らかい
陽炎の厚さは3.5mmありますが、ステッチ加工なので、操作時に厚みは感じないです。硬度は柔らかいです。公式では「ソフト程度」と記載されており、その通りかなと思います。
裏面:グリップ性能は普通
陽炎のグリップ性能は普通レベルです。サラサラとしたゴム素材になっており、グリップ力は不安ですが、大きいマウスパッドなので、操作中にズレることはありませんでした。
とはいえ、腕を乗せていない状態だとズレるので普通レベルとしています。
エッジ:ステッチ加工
陽炎のエッジはステッチ加工となっています。ステッチ加工ですが、コンパクトに縫われているので服などが引っ掛かりにくいです。
個人的にはステッチ加工は好みなので、陽炎のステッチ加工はクオリティが高くメインで使いたいレベル。この価格でステッチ加工なのは普通にコスパ高いと思います。
陽炎とAIM1の他マウスパッドを比較
AIM1は陽炎以外にもマウスパッドを販売しているので、下記に比較表を作成しました。
陽炎 | 初風 | |
---|---|---|
タイプ | 布製(ポリエステル) | 布製(ポリエステル) |
サイズ | 幅500・長さ500・厚さ3.5mm | 幅490・長さ420・厚さ3.5mm |
表面質感 | サラサラ | サラサラ |
裏面グリップ性能 | 普通 | 普通 |
エッジ部分 | ステッチ加工 | ステッチ加工 |
硬度 | 柔らかい | 普通 |
系統 | 弱コントロール系 | バランス系 |
滑り出し | 普通 | 軽い |
滑走速度 | 普通 | 速い |
止め感 | 強い | 普通 |
カラー | ブラック | ホワイト |
直販価格 | 3,980円 | 6,980円 |
※価格は2024年7月9日時点
AIM1は陽炎とは別に「初風」というマウスパッドを販売しています。
陽炎はコントロール系のマウスパッドに対して、初風はスピード系に調整されているのが特徴。タイプが異なるマウスパッドなので、迷うことなく自分にあった方を購入できます。
AIM1 陽炎のセンサーテスト
陽炎のセンサーテストも実施しました。
結果は上画像の通りですが、結果としては問題なしです。
また検証環境は下記の通りです。
- ソフト:MouseTester
- マウス:G PRO WIRELESS
xSumで計測し乱れがなく綺麗な曲線を描けましたので正常です。
今回はG PRO WIRELESSを使いましたが、他マウスも問題なく使用できるかと思います。
AIM1 陽炎のリフトオフディスタンス
陽炎のリフトオフディスタンスも調査しました。
リフトオフディスタンスはマウスを浮かしセンサーが反応しなくなる距離です。
検証結果は下記の通りでした。
G PRO WIRELESS:マウスパッドなしで「0.9mm」
【検証結果】
陽炎を使った結果「0.8mm」
G PRO WIRELESSで検証しましたが、陽炎を使うと「-0.1mm」短くなる結果でした。
リフトオフディスタンスは短い方がいいとされているので、0.8mmは問題ないです。使用するマウスや環境で異なると思いますので、参考程度にしてみてください。
AIM1 陽炎の滑りについて
陽炎の滑りについて紹介します。下記にまとめたので、参考にしてみてください。
- 滑り出し:普通
- 滑走速度:普通
- 止め感:強い
滑り出し:普通
陽炎の滑り出しは普通レベル。とはいえ布製マウスパッドではスムーズな滑り出しなので、癖がなく使いやすい滑り出しかと思います。
VALORANTで使ったみた感想だと数ミリ単位の細かい操作もしやすい印象でした。
滑走速度:普通
滑走速度も普通レベル
陽炎の滑走速度も普通レベルです。速くもなく遅くもないので、バランスの良いスムーズな滑走ができます。滑り出しも滑走速度も癖のない滑りなので、コントロール系のマウスパッドが初めての方も使いやすいでしょう。
縦方向の滑走は若干遅い
縦横の滑走速度ですが、陽炎は横方向に縫われているので、縦方向の滑走は少し抵抗があります。横方向より若干ですが遅くなっていますが、気にならないレベルかと思います。
止め感:強い
陽炎の止め感は強めです。滑り出しと滑走速度はバランス系で調整されていますが、止め感は強めで調整されており、使いやすいコントロール系マウスパッドに調整されております。
陽炎の公式は「コントロールバランスタイプ」と提言しており、その通りバランス系のような快適な滑走とコントロール系で重要な止め感を備えたマウスパッドになっています。
AIM1 陽炎を使ってみた感想
AIM1 陽炎を実際に使ってみた感想を紹介します。
具体的な感想を下記にまとめましたので、参考にしてみてください。
- 感想①:コントロールバランスらしい万能性能
- 感想②:ずっと触っていたい質感
- 感想③:国産の安心感と良心的な価格
- 感想④:長さ500mmでデスクに収まらない
感想①:コントロールバランスらしい万能性能
コントロールバランスという名の通り、どのFPS・TPSでも使っていけるバランス系のコントロールマウスパッドになっています。
トラッキングも問題なく可能
陽炎は癖のない滑り出しと滑走速度なので、APEXやOWで必要とされるトラッキングエイムも問題なくできます。ただ縦横の滑走速度が若干異なるので慣れは必要かなと思います。個人的には気にならない。
フリック適正も高い
陽炎はフリック適正も高いです。止め感がしっかりあるので、フリックエイムもやりやすい。とはいえスムーズな滑走ゆえに超ローセンシの方などは止め感が足りずにコントロールが少しやりくいかもです。まあ相性の問題かなと。
感想②:ずっと触っていたい質感
陽炎の質感はかなり高いですね。表面の触り心地もいいですし、中間層が柔らかく、手にフィットする感じが個人的に最高。
柔らかい質感なので、長時間ゲームしても疲れにくいと思います。柔らかいマウスパッドは初めて使用しましたが、すごい好きになりました。
感想③:国産の安心感と良心的な価格
陽炎を販売するAIM1は日本の会社ということもあり、細かい部分まで丁寧に作られています。特にエッジのステッチ加工は腕に干渉しないスマートな設計になっているのがポイント高い。耐久性は不明ですが、長期間使っていけるマウスパッドかと思います。
また国産なのに陽炎は4,000円ほどで購入できるという良心的な価格設定。このサイズのマウスパッドは5,000円以上することもあるので、価格面でも優秀だと思います。
感想④:長さ500mmでデスクに収まらない
使用するデスクの問題ではありますが、陽炎は長さが500mmあり通常よりも長めに設計されているので、デスクによっては収まらない・・・。
僕は長さ600mmのデスクなので、モニター置いてマウスパッドを置くとはみ出してしまいダサいです。モニターアームにすることで解決できそうなので、これを機に購入予定。
AIM1 陽炎の良い点・気になる点
最後に陽炎の良い点・気になる点をまとめます。
良い点
- バランス系の滑りとコントロール系の止め感で使いやすい
- ローセンシからハイセンシまで使えるコントロール系
- 国産マウスパッドという信頼感
- 大きいマウスパッドなのに高すぎない価格設定
気になる点
- 長さ的にデスクに収まらない可能性がある
陽炎は長さ500mmのマウスパッドなので、購入前にデスクに収まるか確認しておくのがいいでしょう。プロの方であえてデスクからはみ出させて使用している方もいるので、そういう使い方もいいかもしれません。
まとめ:国産のバランスよりコントロール系マウスパッド
陽炎のレビューは以上になります。
4,000円ほどで購入できる国産のゲーミングマウスパッド。快適な滑りとコントロールしやすい止め感で幅広いFPS・TPSに対応できる性能なので、気になっている方は試してみる価値ありです。
タイプ | 布製(ポリエステル) |
---|---|
サイズ | 幅500・長さ500・厚さ3.5mm |
表面質感 | サラサラ |
裏面グリップ性能 | 普通(ゴム製) |
エッジ部分 | ステッチ加工 |
硬度 | 普通 |
系統 | 弱コントロール系 |
滑り出し | 普通 |
滑走速度 | 普通 |
止め感 | 強い |
カラー | ブラック |
直販価格 | 3,980円(2024/7/9時点) |
当サイトは他にもゲーミングデバイスに関して発信していくので、興味のある方は参考にしてみてください。