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Logicool G PRO X TKL RAPIDを徹底レビュー|王道ラピッドトリガーキーボードの爆誕

今回ロジクールの『G PRO X TKL RAPID』を購入したので紹介します。

これからゲーミングキーボードを購入する方でG PRO X TKL RAPIDを検討している方は多いと思いますが、性能・使用感などがわからず購入を悩んでいる方は多いはず。

そこで本記事ではG PRO X TKL RAPIDを購入した僕が使用感などを徹底レビューします。

実際に撮影した写真を見せながらレビューしていきますので、これから『G PRO X TKL RAPID』を購入しようか迷っている方は参考にしてみてください。

G PRO X TKL RAPIDのスペック表&価格

G PRO X TKL RAPIDのスペックと価格を紹介していきます。
サクッと確認できるように表を作成しましたので、参考にしてみてください。

スペック表

タイプ メカニカルキーボード
サイズ 幅357・奥行150・高さ38mm
重量 約916g
スイッチ 磁気式アナログキースイッチ
ラピッドトリガー 対応
ホットスワップ 対応
配列 日本語
レイアウト テンキーレス
押下圧 35g
アクチュエーションポイント 0.1㎜〜4.0㎜
キーストローク 約5mm
接続方式 着脱式有線(ケーブル長1.8m)
USBポート USB Type-C
バッテリー
電池
カラー ブラック
価格 32,780円

※2024年10月30日時点の情報

価格

直販価格で32,780円です。
ロジクール初のラピッドトリガー搭載キーボードなので高め。とはいえ、大手メーカーのラピトリキーボードとしては標準的な価格かなと思います。

直販価格なので、ショッピングサイトだと若干安くなっていることが多いです。

サイト 価格
Amazon 29,800円
楽天市場 29,800円
Yahoo!ショッピング 32,780円

上記は2024年10月30日時点の価格になります。

セールや時期などで変動することもあるので、実際に確認してみてください。

G PRO X TKL RAPIDの内容物

G PRO X TKL RAPIDの内容物を紹介します。
上画像の通りですが、内容物は下記の通りです。

内容物

  • キーボード本体
  • 着脱式ケーブル
  • 保証書
  • 説明書

G PRO X TKL RAPIDの内容物はかなりシンプルで保証書・説明書以外ですと、キーボード本体と着脱式ケーブルのみ。保証書は購入日から1年です。無くさないように箱にいれて保管するのがいいと思います。

本体はスリーブに包まれている

G PRO X TKL RAPIDの開封時は上画像のようにスリーブで梱包してありました。ロジクールのロゴが入っていたりと高級キーボードなので、丁寧ですね。

G PRO X TKL RAPIDの外観

ここからはG PRO X TKL RAPIDの外観を紹介します。
箱も含めて撮影しましたので参考にしてみてください。

G PRO X TKL RAPIDの箱になります。ロジクール共通の箱デザインで製品・スペックなどが記載されています。開けやすい箱で、初期はシールで固定されており安全です。

▼開封時の状態

G PRO X TKL RAPIDは丁寧に梱包されており、蓋の裏側にはPCとの接続方法がイラストで解説されています。

正面:日本語配列・テンキーレス

日本語配列で使いやすい

G PRO X TKL RAPIDは日本語配列なので、US配列が苦手な方でも問題なく使えます。日本語配列ですが、刻印に日本語が使われていないので、スタイリッシュでかっこいいです。

テンキーレスなので日常使いも快適

G PRO X TKL RAPIDのレイアウトは「テンキーレス」です。最近のゲーミングキーボードは方向キーがなかったり、通常のキーボードよりもコンパクトなものが多いですが、G PRO X TKL RAPIDはしっかり方向キーもあるので、日常使いも快適です。

スペースキーは標準サイズ

日本語配列の宿命ですが、スペースキーは標準的なサイズです。僕は手が小さいの何の問題もないですが、普段大きいスペースのものを使用している方は日本語配列のキーボードなどで試用してみるのが良いと思います。

プラスチック感が強く高級感はない

G PRO X TKL RAPIDの質感としては、そこまで高級感はないです。キー部分は金属製で質感高いですが、それ以外のフレーム部分などはプラスチック素材なので、全体的な高級感はなく、個人的に残念。ラピトリに全振りしてますね。

背面①:滑り止めは5つで強力

滑り止めは5つ

G PRO X TKL RAPIDの背面には細長の滑り止めが5つあります。かなり強力なゴム素材でゲーム中にズレをかなり軽減できると思います。

背面素材はプラスチック

G PRO X TKL RAPIDの背面素材はプラスチックです。表面とフレームと同じになっており、高級感はないですね。やはり機能重視でコストカットしてますね。

背面②:3段階の角度調整が可能

G PRO X TKL RAPIDは3段階の角度調整ができます。

1段階目のデフォルトでも少し角度が付いているのが特徴。個人的にはゲームはデフォルト、普段のタイピングは2段階目が丁度いいと感じました。3段階目は大きく角度をつけれるので、好みの角度が見つかと。

ちなみに2段階目は「4度」、3段階目が「8度」と記載されています。

上下①:下側に「PRO」の刻印

G PRO X TKL RAPIDの上下のデザインはシンプルです。こちらもプラスチック素材。下側の右には「PRO」の刻印がされています。

上下②:USB Type-C

G PRO X TKL RAPIDのポートはUSB Type-Cを採用しており、神ですね。最近のスタンダードになりつつありますが、Type-Cなだけで普通に嬉しいです。左側にポートがあるので、ゲーム中にコードが邪魔になることもないかと思います。

左右:湾曲したデザイン

上画像の通り、G PRO X TKL RAPIDは湾曲したキーデザインとなっています。公式には特に記載はないですが、人間工学に基づいた設計なのかなと。普通にタイピングしやすく良いと思いました。

G PRO X TKL RAPIDのキーキャップについて

G PRO X TKL RAPIDのキーキャップ素材は「PBT」なので、耐久性は高め。とはいえダブルショット加工ではないので、LEDライティングなしでは刻印は見にくいです。

個人的には使いやすく問題ないですが、キーキャップは互換性があれば自由に変更できますので、好みのキーキャップがある方は付け替えるのが良いのかなと思います。

G PRO X TKL RAPIDのキースイッチについて

次にG PRO X TKL RAPIDのキースイッチについて紹介します。

軸の種類

G PRO X TKL RAPIDはラピッドトリガー搭載なので「磁気軸」が採用されています。

赤軸、青軸、茶軸でもないですが、感覚としては「赤軸」に近い打鍵感です。

ラピッドトリガーのキーボードを購入する方は普段から赤軸・茶軸を使っている方が多いと思うので、特に問題はないかと。普通に癖がなく使いやすいですよ。

キースイッチ性能

メーカー 不明
押下圧 35g
アクチュエーションポイント 0.1㎜〜4.0㎜
キーストローク 約5mm
ラピッドトリガー 対応

メーカは不明

メーカーは特定できませんでしたが、G PRO X TKL RAPIDは磁気式アナログキースイッチです。メーカーがわかりしだい追記します。

押下圧は軽めだが丁度いい

押下圧は35gで標準より軽めですが、キーストロークが5mmくらいあるので丁度いいです。ラピッドトリガーなのでアクチュエーションポイントが4mmまで設定できるので、その分キーストロークも長めに作られているのかと思います。

G PRO X TKL RAPIDのライティングについて

G PRO X TKL RAPIDのLEDライティングについて紹介します。画像なので伝わりにくいですが、動画でも紹介するので気になる方は、そちらも参考にしてみてください。

ライティングボタンでオンオフ可能

G PRO X TKL RAPIDは上画像のようにライティングボタンあり、こちらでオンオフが可能。明るさは4段階で調整でき、ボタンを押した回数で調整ができます。

明所と暗所のライティング例

明所は昼間の電気をつけてカーテンを開けた状態。暗所は昼間ですが、電気を消してカーテンを閉めた状態で撮影しました。

ライティングは中の上レベル

G PRO X TKL RAPIDのライティングレベルは中の上くらいかと思います。

フローティングデザインなので、キー底のライティングもありますが、ギラギラ系ではないです。個人的には十分ですが、気になる方は参考までに。

G PRO X TKL RAPIDの独自機能について

次にG PRO X TKL RAPIDの独自機能を紹介します。
基本的に直観的で使いやすいです。

メディア操作ボタン

G PRO X TKL RAPIDにはメディアコントロール用の物理ボタンがあります。

  • ボリューム
  • ミュート
  • 再生/停止
  • スキップ

ボリュームとミュートはシステム設定に連動しています。意外と便利なので、慣れると手放せなくなるので注意です。

CAPS LOCKランプ

シンプルにCAPS LOCKのオンオフがわかるランプです。
こちらが点灯していたらCAPS LOCK状態となります。

ゲームモード

G PRO X TKL RAPIDにはゲームモードボタンがあります。

後ほど紹介するロジクール共通の「G HUB」で設定できるのですが、ゲームモード中に特定のキーを無効化できます。「Winキー」と「FN」はデフォルトでオフになっています。

G PRO X TKL RAPIDは「G HUB」で設定可能

G PRO X TKL RAPIDはロジクール製品なので「G HUB」で設定可能です。

「G HUB」はロジクールの公式サイトでダウンロードできるので、PCに入っていない方はインストールしておきましょう。
»「G HUB」のダウンロードはこちら

設定できる項目は下記の通りです。

  • 設定①:LEDライティング
  • 設定②:キー割り当て
  • 設定③:アナログスイッチ
  • 設定④:ゲームモード

設定①:LEDライティング

G PRO X TKL RAPIDのLEDライティングの設定です。デフォルトではロジクールカラーの青単色が設定されていますが、こちらで自由に設定できます。

LEDの設定項目は下記の通りです。

  • プリセット
  • フリースタイル
  • アニメーション

プリセットで簡単にお洒落にできますし、フリースタイルでキー毎に自由に設定も可能。プリセット以外にもアニメーションで他のパターンも設定できます。

輝度・彩度など細かく設定できるので、好みにライティングに設定しましょう。

設定②:キー割り当て

次にG PRO X TKL RAPIDのキー割り当て設定です。
僕は基本デフォルトですが、下記のような独自の入力設定ができます。

  • アクション
  • キー
  • コマンド
  • システム
  • マクロ

G PRO X TKL RAPIDでは1つのキーに最大5個の割り当てが可能になりました。またマルチアクションで押した深さによって入力値を変更できる機能などもあります。

よくわからないという方はデフォルトで問題なし。すぐにデフォルトに戻せるので、興味のある方はポチポチ遊んでみるのが良いかと思います。

設定③:アナログスイッチ

こちらがG PRO X TKL RAPIDに搭載された磁気式アナログキースイッチの設定です。ラピッドトリガーもこちらで設定できます。

・アクチュエーションポイント

キー押し込んで反応する距離を0.1mm~4.0mmの間でキー毎に設定できます。短くすればするほど高速で入力できるので、好みのアクチュエーションポイントを探しましょう。

・高速トリガー(ラピッドトリガー)

ラピッドトリガーの設定です。入力したキーを戻すときに入力をオフにする距離を設定できます。こちらは0.1mm~2mmの間で設定可能。こちらも短くすればするほど高速で操作できるようになるので、自分にあった距離を探してみてください。

・キーの優先順位

他社製品でいうキルスイッチのような機能です。2つのキーを同時に押した際の動作をカスタマイズ可能。例えばAとDを同時に押した時の動作で最後の押したキーを優先させるといった設定ができます。

設定④:ゲームモード

先ほど紹介したゲームモードもG HUBで設定できます。
ゲームモード中に無効にしたいキーを設定できるので、誤操作が多いキーなどは設定しておきましょう。

G PRO X TKL RAPIDを使ってみた感想

G PRO X TKL RAPIDを実際に使ってみて、書ききれなかった感想などを紹介します。

感想をまとめると下記の通りです。

  • 感想①:待望のラピッドトリガーキーボード
  • 感想②:ラピトリとキルスイッチが併用できない
  • 感想③:色の種類が豊富
  • 感想④:FSPやる方は検討すべき

感想①:待望のラピッドトリガーキーボード

G PRO X TKL RAPIDはロジクール初のラピッドトリガーキーボード。待っていた方も多いのではないでしょうか。

今回ロジクールが発売したG PRO X TKL RAPIDはラピッドトリガー以外にも下記のような優秀な点があります。

  • キルスイッチ搭載
  • 日本語配列
  • 普段使いしやすいレイアウト
  • 安心と信頼のロジクール製品

G PRO X TKL RAPIDはキルスイッチ機能もあります。また日本語配列ですし、方向キーもしっかりあるレイアウトなので普段使いする方にも最高ですね。

また安心と信頼のロジクール製品なので、今後使用するプロの方も増えてくるでしょう。

感想②:ラピトリとキルスイッチが併用できない

現状ラピッドトリガーとキルスイッチが併用できない仕様になっています。

他社では併用できることがほとんどなので、マイナス点ですね。

とはいえ、ソフトウェアの問題だと思うので、今後アップデートで改善される可能性は高そうですね(天下のロジクール様なので)

感想③:色の種類が豊富

G PRO X TKL RAPIDは下記のように3種類の色があり、好みの色を選ぶことができます。

  • ブラック
  • ホワイト
  • ピンク

ブラック・ホワイトの他にピンク色もありますので、色にこだわりたい方にも最高ですね。ちなみに僕はブラックを購入しましたが、ブラックも普通にかっこいいです。

感想④:FSPやる方は検討すべき

G PRO X TKL RAPIDはFPSをやる方は検討すべきキーボートです。

既にラピッドトリガー搭載のキーボードを持っている方は比較検討すべきですが、持っていない方はG PRO X TKL RAPIDを購入するのが無難かと思います。

VALORANT・CS2などやる方にとってラピッドトリガーは圧倒的デバイス有利なので、検討してみるのがいいかと。

G PRO X TKL RAPIDの良い点・気になる点

最後にG PRO X TKL RAPIDの良い点・気になる点をまとめます。

良い点

  • ロジクールの初ラピッドトリガー
  • キルスイッチ機能搭載
  • 方向キーもあるレイアウト
  • 日本語配列
  • PBTキーキャップで耐久性も高い

気になる点

  • ラピトリとキルスイッチが併用できない
  • フレーム部分がプラスチック製で高級感はない

性能的にはトップレベルですが、素材的にはいまいちといった印象です。とはいえ、その分価格も抑えてあるので、仕方なしといった感じですかね。

まとめ:王道のラピッドトリガーキーボード爆誕

G PRO X TKL RAPIDのレビューは以上です。

ロジクールの初ラピッドトリガー搭載のキーボード。安心と信頼のロジクール製品なので、ラピトリに興味があった方はこれを機に試してみる価値はあると思います。

タイプ メカニカルキーボード
サイズ 幅357・奥行150・高さ38mm
重量 約916g
スイッチ 磁気式アナログキースイッチ
ラピッドトリガー 対応
ホットスワップ 対応
配列 日本語
レイアウト テンキーレス
押下圧 35g
アクチュエーションポイント 0.1㎜〜4.0㎜
キーストローク 約5mm
接続方式 着脱式有線(ケーブル長1.8m)
USBポート USB Type-C
バッテリー
電池
カラー ブラック
価格 32,780円

当サイトは他にもゲーミングデバイスに関して発信していくので、興味のある方は参考にしてみてください。

それではここまで。