今回ロジクールの『G PRO キーボード』を購入したので紹介します。
これからロジクールのゲーミングキーボードを購入する方でG PRO Xを検討している方は多いと思いますが、性能・使用感などがわからず購入を悩んでいる方は多いはず。
そこで本記事ではG PRO キーボードを購入した僕が使用感などを徹底レビューします。
- G PROのスペック表&価格
- G PROの内容物
- G PROの外観
- G PROのキーキャップについて
- G PROのキースイッチについて
- G PROの独自機能について
- G PROは「G HUB」で設定可能
- G PROを使用してみた感想
- G PROの良い点・気になる点
- まとめ:安くてFPSでも普通に使えるバランス系ゲーミングキーボード
実際に撮影した写真を見せながらレビューしていきますので、これから『G PRO キーボード』を購入しようか迷っている方は参考にしてみてください。
※リニア(赤軸)を購入しましたが、クリッキー(青軸)もあります。
G PRO キーボードのスペック表&価格
G PRO キーボードのスペックと価格を紹介していきます。
サクッと確認できるように表を作成しましたので、参考にしてみてください。
スペック表
タイプ | メカニカルキーボード |
---|---|
サイズ | 幅361・奥行153・高さ34mm |
重量 | 980g |
スイッチ | 赤軸・青軸 |
ホットスワップ | 非対応 |
配列 | 日本語 |
レイアウト | テンキーレス |
押下圧 | 50g |
アクチュエーションポイント | 青軸:2mm|赤軸:1.9mm |
キーストローク | 青軸:3.7mm|赤軸:4mm |
接続方式 | 着脱式有線(ケーブル長1.8m) |
USBポート | Micro USB Type-B(2.0) |
バッテリー | – |
電池 | – |
カラー | ブラック |
直販価格 | 16,150〜16,830円 |
価格
直販価格で16,150〜16,830円です。
クリッキー(青軸)が16,830円、リニア(赤軸)が16,150円で価格が異なります。
直販価格なので、ショッピングサイトだと若干安くなっていることが多いです。
サイト | 価格 |
---|---|
Amazon | 青軸:15,300円|赤軸:16,150円 |
楽天市場 | 青軸:15,305円|赤軸:15,305円 |
Yahoo!ショッピング | 青軸:15,300円|赤軸:15,300円 |
上記は2024年3月11日時点の価格になります。
セールや時期などで変動することもあるので、実際に確認してみてください。
G PRO キーボードの内容物
G PRO キーボードの内容物を紹介します。
上画像の通りですが、内容物は下記の通りです。
- キーボード本体
- 着脱式ケーブル
- 説明書
- 保証書
内容はシンプルでキーボード本体と着脱式のケーブルのみ。キーボード側の接続端子はMicro USB Type-B(2.0)になります。
また本体は下画像のようにスリーブに入っておりました。
G PRO キーボードは箱にピッタリ梱包されているのですが、スリーブに入っているので発送時の初期傷の心配はないかと思います。
G PRO キーボードの外観
ここからはG PRO キーボードの外観を紹介します。
箱も含めて撮影しましたので参考にしてみてください。
箱
ほぼキーボードサイズの箱です。見た目以上にズッシリとしていました。箱にはキーボードデザインやスペックが記載されています。
箱には軸の種類が記載されており、ここで赤軸と青軸の判断ができるので、購入する際は間違えないようにしましょう。ちなみにこちらは赤軸です。
正面:日本配列・テンキーレス
G PRO キーボードのデザインになります。
シンプルでかっこいいです。配列とレイアウトは下記の通りになります。
- 配列:日本語
- レイアウト:テンキーレス
日本語配列でテンキーレスなので、デスクの場所をとらず、FPSなどマウスを動かすゲームに適しています。
またテンキーレスということもあり、フルレイアウトのキーボードと大きく形が変わらないので、ゲーム以外の普段使いでも使いやすいです。
背面:3段階の角度調整が可能
背面になります。980gと重量があるのと滑り止めが5個付いているので、使用してズレることはないです。
また角度調整スタンドもあり、下画像のように3段階で調整可能。
このように3段階で調整できるので、好みの角度で使用しましょう。
上下:Micro USB Type-B(2.0)
上下の外観になります。
特別な機能はなくシンプルなデザインです。上側にはPCと繋ぐUSBポートが付いています。
USBポートはMicro USB Type-B(2.0)で真ん中に付いています。
ロジクール特有のクワガタ型の端子になっています。ガッツリキーボードと繋がるので、抜ける心配などはいらなそうです。ちなみに純正じゃなくても使用できました。
最近はType-Bを使うことが減っているので、Type-Cにアップデートしてほしいですが、値段的に仕方なしかなと思います。ちなみに上位モデルのPRO X TKLはType-Cなので、ここが譲れない方は検討してみるもあり。
左右
最後にG PRO キーボードの左右の外観です。指紋が付きやすいテカテカした材質を採用しており、右側には「PRO」の文字が刻印されているのが特徴。使ってみたら指紋は普通に付きやすかったです。
G PRO キーボードのキーキャップについて
G PRO キーボードのキーキャップ素材は「ABS」です。
ABSはキーキャップ素材の中で一番安い素材なので、テカリやすくて塗装も剥げやすいショボめの素材になります。
とはいえ、この価格帯のキーキャップは基本的に「ABS」が使用されているので仕方なし。キーボードは汚れるものなのでガンガン使っていきましょう。
G PRO キーボードのキースイッチについて
次にキースイッチについて紹介します。
ロジクールの他製品とも比較していきますので、参考にしてみてください。
軸の種類
- リニア(赤軸)
- クリッキー(青軸)
キースイッチ性能
メーカー | GXスイッチ(Kailh) |
---|---|
押下圧 | 50g |
アクチュエーションポイント | 青軸:2mm|赤軸:1.9mm |
キーストローク | 青軸:3.7mm|赤軸:4mm |
G PRO キーボードはロジクール独自スイッチのGXスイッチですが、キースイッチには「Kailh」と記載されているので、一応Kailh社製を使っているみたいです。
押下圧は50gで軽くもなく重たくもない平均的な重さになります。ロジクール製のゲーミングキーボードはこの重さを採用してることが多いです。
アクチュエーションポイントも赤軸が1.9mmと一般的なゲーミングキーボードと同じ。キーストロークも4mmと定番ですね。
G PRO キーボードは尖った性能はないですが、万人が使いやすい設計になっていますね。
Kailh社製だがスイッチ交換はできない
キースイッチの交換はできません。
Kailh社製なので、交換できるのか?と思いましたができないです。
※別売りのGXスイッチの入れ替えはできません
ロジクール公式Amazonから引用
ロジクール公式で記載されているので、交換は不可。
Kailh社製ですが、ホットスワップ非対応なので無理に取ると故障に繋がりますので注意しましょう。
他製品とのキースイッチ比較
G PRO キーボード | G913 TKL | PRO X TKL | |
---|---|---|---|
メーカー | GXスイッチ(Kailh) | GLスイッチ(Kailh) | GXスイッチ(Kailh) |
軸 | ・リニア(赤軸) ・クリッキー(青軸) |
・タクタイル(茶軸) | ・リニア(赤軸) ・タクタイル(茶軸) |
押下圧 | 50g | 50g | 50g |
アクチュエーションポイント | ・青軸:2mm ・赤軸:1.9mm |
・1.5mm | ・茶軸:1.9mm ・赤軸:1.9mm |
キーストローク | ・青軸:3.7mm ・赤軸:4mm |
・2.7mm | ・茶軸:4mm ・赤軸:4mm |
ホットスワップ | 非対応 | 非対応 | 対応 |
※横スクロール可能
2024年3月14日時点で公式サイトに掲載されているロジクールのテンキーレスゲーミングキーボードを上記で比較しました。
これからロジクールのキーボードを買う方は参考にしてみてください。
G PRO キーボードの独自機能について
次にG PRO キーボードの独自機能を紹介します。
特別めずらしい機能はないですが、ゲーム向けの機能が多いです。
物理キー
まずは物理キーです。
先ほどの画像を見ていただければわかりますが、キーボード右上に物理キー2個あります。
各機能としては下記の通りです。
- 右側:LEDライティングのオンオフ
- 左側:ゲームモードのオンオフ
右側のボタンはLEDライティングのオンオフ。ゲーミングキーボードなので、光るのですが不要な方や一時的に消したい時などは、このボタンで切り替え可能です。
左側はゲームモードでこちらをオンにするとデフォルトでは「Windowsキー」「アプリケーションキー」をオフにできます。ゲーム中にご操作がでないようになるので、ゲーミングキーボードらしい機能ですね。
これらのキー以外にも設定で増やせますので、後ほどの設定方法で紹介します。
Capslock・Scrolllockのオンオフ確認
物理キーの左横にLEDライトが2個ありますが、こちらはCapslock、またはScrolllockがオンになってる時に点灯するようになっています。
ちなみに左側がCapslockで右側がScrolllockです。ゲームをやってると知らぬ間にCapslockがかかることがあるので、そういう時はこちらでゲーム中でもすぐに確認できそうです。
G PRO キーボードは「G HUB」で設定可能
G PRO キーボードはロジクール製品なので「G HUB」で設定可能です。
「G HUB」はロジクールの公式サイトでダウンロードできるので、PCに入っていない方はインストールしておきましょう。
»「G HUB」のダウンロードはこちら
設定できる項目は下記の通りです。
- 設定①:LED設定
- 設定②:キー割り当て
- 設定③:ゲームモード
設定①:LED設定
LEDライティングの設定ができます。デフォルトではロジクールカラーの青単色が設定されていますが、こちらで自由に設定可能です。
設定項目は下記の通り。
- プリセット
- フリースタイル
- アニメーション
プリセットで簡単にお洒落にできますし、フリースタイルでキー毎に自由に設定もできます。プリセット以外にもアニメーションで他のパターンも設定できます。
こちらはG HUBが使えるゲーミングキーボードは大体共通になります。
設定②:キー割り当て
次にG PRO キーボードのキー割り当てです。
こちらではファンクションキーの割り当てができます。
- コマンド
- キー
- アクション
- マクロ
- システム
上記のようにG HUBが使えるキーボードでは自由にキーを設定できます。
G PRO キーボードも同じように設定できるので、よく使う機能やコマンドなどを設定しとくと、ゲーム中でも素早くPCの設定などが可能です。
設定③:ゲームモード
こちらでゲームモードのカスタマイズができます。
先ほどキーボード右上のゲームモードをオンにすると「Windowsキー」と「アプリケーションキー」を無効にできると説明しましたが、こちらでは追加でキーを無効に設定可能です。
上画像の無効にしたいキーを選択するだけで、キーを追加していきるので、よくご入力してしまうキーを設定しておくとゲームでのミスも減るでしょう。
G PRO キーボードを使用してみた感想
G PRO キーボードを実際に使ってみたので、書ききれなかった感想などを紹介します。
感想をまとめると下記の通りです。
- 感想①:着脱式ケーブルで使いやすい
- 感想②:赤軸の中でも静かな打鍵感
- 感想③:FPSもオールマイティにこなせる
感想①:着脱式ケーブルで使いやすい
やはり着脱式のケーブルは便利ですね。
G PRO キーボードは着脱式のケーブルなので、デスクを掃除したい時やPCを使わない時間などに気楽に外せるのは地味に快適です。
感想②:赤軸の中でも静かな打鍵感
今まで使ってきた赤軸のキーボードの打鍵感で、G PRO キーボードは結構静かな方かと思います。
僕はタイピングが強めなのですが、それでも静かなので驚きました。個人的に好みの打鍵感なので、タイピングが強い人は結構合うかもしれないです。
感想③:FPSもオールマイティにこなせる
FPSで使いましたが、癖のないキーボードなので、何でもオールマイティに使えます。
VALORANTのストッピングも可もなく不可もなく。APEXやOWなどの動きの速いFPSも特に違和感なくプレイできたので、これらのゲームをする方は参考にしてみてください。
ロジクールは誰でも使いやすいバランス系のデバイスを作るので、失敗がすくないですね。
G PRO キーボードの良い点・気になる点
最後にG PRO キーボードの良い点・気になる点をまとめます。
良い点
- 比較的安めなのに、かなり使いやすい
- 着脱式ケーブルで取り外しが簡単
- 大体のFPSゲームに対応できるバランス系
- テンキーレスでマウスが引っ掛からずにゲームできる
- ゲームモードでゲーム時の誤操作を減らせる
- 安心のロジクール製品
気になる点
- Micro USB Type-Bは残念
- 素材が少しチープ
- キースイッチの交換ができない
素材がプラスチックで少しチープなので、高級感のあるキーボードが欲しい方は上位モデルのPRO X TKLも選択肢にいれましょう。
まとめ:安くてFPSでも普通に使えるバランス系ゲーミングキーボード
G PRO キーボードのレビューは以上です。
ロジクールのゲーミングキーボードの中でも比較的安くて買いやすいモデルなので、これから安めのゲーミングキーボードが欲しいという方におすすめ。
タイプ | メカニカルキーボード |
---|---|
サイズ | 幅361・奥行153・高さ34mm |
重量 | 980g |
スイッチ | 赤軸・青軸 |
ホットスワップ | 非対応 |
配列 | 日本語 |
レイアウト | テンキーレス |
押下圧 | 50g |
アクチュエーションポイント | 青軸:2mm|赤軸:1.9mm |
キーストローク | 青軸:3.7mm|赤軸:4mm |
接続方式 | 着脱式有線(ケーブル長1.8m) |
USBポート | Micro USB Type-B(2.0) |
バッテリー | – |
電池 | – |
カラー | ブラック |
直販価格 | 16,150〜16,830円 |
当サイトは他にもゲーミングデバイスに関して発信していくので、興味のある方は参考にしてみてください。