今回SteelSeriesのゲーミングマウスパッド『Qck heavy』を購入したので紹介します。
これからゲーミングマウスパッドを購入する方でQck heavyを検討している方は多いと思いますが、性能・使用感などがわからず購入を悩んでいる方は多いはず。
そこで本記事ではQck heavyを購入した僕が使用感などを徹底レビューします。
- Qck heavyのスペック表&価格
- Qck heavyの内容物
- Qck heavyの外観
- Qck heavyを使用しているプロ・配信者
- Qck heavyのセンサーテスト
- Qck heavyのリフトオフディスタンス
- Qck heavyの滑りについて
- Qck heavyを使ってみた感想
- Qck heavyの良い点・気になる点
- まとめ:良いとこ取りのバランス系マウスパッド
更新履歴(クリックで開閉)
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- 2024/08/17
- 価格を最新の3,380円に更新しました。
実際に撮影した写真を見せながらレビューしていきますので、これから『Qck heavy』を購入しようか迷っている方は参考にしてみてください。
SteelSeries Qck heavyのスペック表&価格
Qck heavyのスペックと価格を紹介していきます。
サクッと確認できるように表を作成しましたので、参考にしてみてください。
スペック表
タイプ | 布製 |
---|---|
サイズ | 幅460・長さ400・厚さ6mm |
表面質感 | サラサラ |
裏面グリップ性能 | 高い |
エッジ部分 | 切りっぱなし |
硬度 | 硬い |
系統 | バランス系 |
滑り出し | 軽い |
滑走速度 | 普通 |
止め感 | 強い |
カラー | ブラック |
直販価格 | 3,282円(2024/6/12時点) |
価格
直販価格で3,380円です。
サイズが大きく、6mmの厚みがあるので高めかなと思ったのですが、このサイズのマウスパッドの中では安めの部類になります。
直販価格なので、ショッピングサイトだと若干安くなっていることが多いです。
サイト | 価格 |
---|---|
Amazon | 3,380円 |
楽天市場 | 3,500円 |
※僕が購入したLサイズの価格。サイズによって異なります。
上記は2024年6月12日時点の価格になります。セールや時期などで変動することもあるので、実際に確認してみてください。
SteelSeries Qck heavyの内容物
Qck heavyの内容物を紹介します。
上画像の通りなので、サクッと紹介していきます。
内容物
- Qck heavy本体
内容物はQck heavyのみとなります。
箱などに保証書などは付属していないですが、もし初期不良等あったらAmazonなどに問い合わせすると対応してもらえるかもしれないです。
巻き癖
Qck heavyの巻き癖はかなり強めです。
上画像の左が開封時、右が巻き返した後になります。
大体の巻き癖は巻き返すことで解消されますが、厚み6mmのしっかりしたマウスパッドなので、表面に波打った感じの癖があり、こちらは数時間〜数日ほど残ると思います。
とはいえ、すぐに使い始めても操作に違和感を感じることはなかったです。
SteelSeries Qck heavyの外観
ここからはQck heavyの外観を紹介します。
箱も含めて撮影しましたので参考にしてみてください。
箱
箱にQck heavyと記載されていてわかりやすいですね。右下に今回購入したサイズ「LARGE」と記載されています。一応日本語でも説明が書いてありますが、基本英語です。
また下画像のように箱に丸い穴があり、マウスパッドが剥き出しとなっています。
布製で普通に汚れてしまうので、個人的にはかなり気になりました・・・。Qck heavyは水洗いに対応してるので、洗えってことなのですかね。
表面:サラサラだけど細かいテクスチャあり
Qck heavyの表面はサラサラ系だけど、実際に手で触ってみると細かいテクスチャが施されており、これにより適度に摩擦を与えています。
また厚さが6mmもあり、どっしりしたマウスパッドになっています。腕をのせると「マウスパッドがあるなぁ」と存在感が強め。数時間使用したら、違和感はなくなりました。
僕はLARGEサイズを購入したのでサイズ感は最高。ローセンシなので使いやすいです。ハイセンシの方は1つしたのサイズ「MEDIUM」を検討するのもいでしょう。若干安いので。
ロゴは左下にあります。マウスセンサーは問題なく反応しましたが、ただ貼り付けてあるだけなのと、既にしわができているので、ロゴの劣化は速そう。
裏面:最高レベルのグリップ性能
Qck heavyの裏面グリップ性能は最高レベルです。THEゴムのような質感で細かいデコボコが施されています。
重量もあり、グリップ性能も高いのでゲーム中にズレることはほぼほぼないでしょう。数時間使用しましたが、ズレは全くなかったです。
また全面にロゴが散りばめられていて、裏面なのにこだわってて好印象。
エッジ:切りっぱなし
Qck heavyのエッジは「切りっぱなし」です。一般的な切りっぱなしで、ほつれやすくエッジの耐久性は低いと思います。
またQck heavyは6mmの厚さがあり、結構エッジと腕が干渉するので、ほつれる前提で購入するのが精神的にいいでしょう。
SteelSeries Qck heavyを使用しているプロ・配信者
こちらではQck heavyを使用しているプロ・配信者を紹介します。
Qck heavyを購入する参考にしてみてください。
- VALORANT:takej
- VALORANT:t3xture
- VALORANT:Lakia
- VALORANT:f0rsakeN
- Apex Legends:Jusna
- Apex Legends:SangJoon
- OW2:jkAru19
- OW2:PaLee
これらにも使用者は多いかと思います。
見つけ次第追記していきます。
SteelSeries Qck heavyのセンサーテスト
Qck heavyのセンサーテストも実施しました。
結果は上画像の通りですが、結果としては問題なしです。
また検証環境は下記の通りです。
- ソフト:MouseTester
- マウス:G PRO WIRELESS
xSumで計測し乱れがなく綺麗な曲線を描けましたので正常です。
今回はG PRO WIRELESSを使いましたが、他マウスも問題なく使用できるかと思います。
SteelSeries Qck heavyのリフトオフディスタンス
Qck heavyのリフトオフディスタンスも調査しました。
リフトオフディスタンスはマウスを浮かしセンサーが反応しなくなる距離です。
検証結果は下記の通りでした。
G PRO WIRELESS:マウスパッドなしで「0.9mm」
【検証結果】
Qck heavyを使った結果「0.8mm」
G PRO WIRELESSで検証しましたが、Qck heavyを使うと「-0.1mm」短くなる結果。
リフトオフディスタンスは短い方がいいとされているので、0.8mmは問題ないですが、マウスによっては短くなりすぎる可能性があります。
Qck heavyは表面に細かいテクスチャがあるので、それによって少しLoDが短くなるのかなと思いました。
SteelSeries Qck heavyの滑りについて
SteelSeries Qck heavyの滑りについて紹介します。下記にまとめたので、参考にしてみてください。
- 滑り出し:軽い
- 滑走速度:普通
- 止め感:強い
滑り出し:軽い
Qck heavyの滑り出しは軽いです。
サラサラだけど細かいテクスチャがあるのと、厚さが6mmありコントロール系になってるのかなと思いましたが、実際に使ってみると滑り出しは軽くてびっくりしました。
滑走速度:普通
Qck heavyの滑走速度は普通レベルです。滑り出しが軽いので速く感じますが、実際は「G-SR-SE Gris」と同じ普通の滑走速度。
滑り出しが軽く滑走もスムーズなので、視点移動などはかなり快適にできる印象です。
止め感:強い
Qck heavyの止め感は強いです。というのもQck heavyは厚さが6mmもあるので、止める際の摩擦がかなり強めでグッと止まります。
滑り出しと滑走速度はスムーズで止め感はしっかりあるので、良いとこ取りのマウスパッドで好みの方は多そうです。
SteelSeries Qck heavyを使ってみた感想
Qck heavyを実際に使ってみた感想を紹介します。
具体的な感想を下記にまとめましたので、参考にしてみてください。
- 感想①:絶妙に調整されたバランス系
- 感想②:匂いが強い
- 感想③:水洗いができて衛生的
感想①:絶妙に調整されたバランス系
総合評価で「バランスタイプ」に分類しています。
滑り出しは軽い、滑走速度は普通、止め感は強めという尖ったスペックですが、かなり使いやすいです。
トラッキングエイムが重視される「APEX」「OW」などは滑り出しが軽いので、十分にトラッキングエイムができますし、止め感が強いので「VALORANT」などのプリエイムなどは快適にできるので、万能なゲーミングマウスパッドです。
バランスタイプなので、ハイセンシからローセンシまで問題なく使えるでしょう。滑り出しが軽いのでハイセンシでも問題なし。
感想②:匂いが強い
開封時のQck heavyの匂いは結構強烈です。ゴム臭がすごく個人的には苦手なにおい。
1週間くらい匂いが消えないのと、寝てるときゴムの匂いが充満するので、Qck heavyを買う方は最初の匂いは覚悟しましょう。
感想③:水洗いができて衛生的
なんとQck heavyは公式で水洗いができると公言しています。下記は公式のツイート(ポスト)になります。
QcK Heavyはかなりの厚さのため、大型のネットに入れて下さい。また、お湯で洗うとかなりの確率で変形しますので、必ず冷水でお願いします。
— SteelSeries Japan (@SteelSeriesJP) December 21, 2022
公式では大型のネットに入れて冷水で洗うように指示されていますね。温水だと変形するとのことなので、注意しましょう。
またQck heavyは最初のゴム臭が気になるので、購入時に洗ってしまうのも一つの選択なのかなと思います。
SteelSeries Qck heavyの良い点・気になる点
最後にQck heavyの良い点・気になる点をまとめます。
良い点
- 良いとこ取りのバランス系マウスパッド
- 水洗いができて衛生的
- 裏面グリップ性能が高くずれにくい
- 使用してるプロ・配信者が多い
- 比較的安い価格でコスパが高い
気になる点
- 分厚いので最初の巻き癖が強め
- 開封時の匂いがキツい
気になる点として最初の巻き癖と匂いがあるのですが、これらは時間が解決するデメリットなので、Qck heavyの購入を悩んでいる方はとりあえず買って使ってみるのが良いのかなと思います。買いやすい価格なので。
まとめ:良いとこ取りのバランス系マウスパッド
SteelSeries Qck heavyのレビューは以上になります。
他社と比較しても安めで、水洗いもできるマウスパッド。また滑り出しが軽く止め感は強いので、最近のFPSに求められる性能を詰め込んだマウスパッドなので、万人に使いやすいマウスパッドかと思います。
タイプ | 布製 |
---|---|
サイズ | 幅460・長さ400・厚さ6mm |
表面質感 | サラサラ |
裏面グリップ性能 | 高い |
エッジ部分 | 切りっぱなし |
硬度 | 硬い |
系統 | バランス系 |
滑り出し | 軽い |
滑走速度 | 普通 |
止め感 | 強い |
カラー | ブラック |
直販価格 | 3,380円(2024/8/17時点) |
当サイトは他にもゲーミングデバイスに関して発信していくので、興味のある方は参考にしてみてください。
それではここまで。