• youtube
  • x
  • instagram

SCYROX(サイロックス) V6を徹底レビュー|約1万で買える40g・ポーリングレート8000Hzの神マウス

今回『SCYROX(サイロックス) V6』を購入したので紹介します。

これからゲーミングマウスを購入する方でSCYROX(サイロックス) V6を検討している方は多いと思いますが、性能・使用感などがわからず購入を悩んでいる方は多いはず。

そこで本記事ではSCYROX(サイロックス) V6の使用感などを徹底レビューします。

実際に撮影した写真を見せながらレビューしていきますので、これから『SCYROX(サイロックス) V6』を購入しようか迷っている方は参考にしてみてください。


SCYROX V6のスペック表&価格

SCYROX V6のスペックと価格を紹介していきます。サクッと確認できるように表を作成しましたので、参考にしてみてください。

スペック表

サイズ 長さ119.0・幅61.0・高さ40.0mm
重量 40g
ボタン 6個
センサー Pixart 3950
解像度 30000dpi
最大加速 50G
最大速度 750IPS
ポーリングレート 8000Hz
接続方式 無線・有線
USBポート USB Type-C
バッテリー 250mA(約40-50時間)
電池
カラー ブラック・ホワイト・ブルー
直販価格 11,800円

※2025年9月8日時点の情報

価格

直販価格で11,800円です。この性能でこの価格は正直かなり安いと思います。各ショッピングサイトでの価格は下記の通りです。

サイト 価格
Amazon 11,800円
楽天市場 11,800円
Yahoo!ショッピング 11,800円

上記は2025年9月8日時点の価格になります。
セールや時期などで変動することもあるので、実際に確認してみてください。

SCYROX V6の内容物

SCYROX V6の内容物を紹介します。
上画像の通りですが、テキストでも紹介していきます。

  • マウス本体
  • ドングル
  • Type-Cケーブル
  • 交換用マウスソール
  • 説明書

SCYROX V6の内容物はドングル・ケーブル・説明書と基本的なものと、後は交換用のマウスソールが付属しています。デフォルトのマウスソールと違う形状なので、自分好みの形状を選ぶことができます。

SCYROX V6の外観・機能

ここからはSCYROX V6の外観・機能を紹介します。箱も含めて撮影しましたので参考にしてみてください。

SCYROX V6は淡い色のお洒落な箱に入っています。価格以上にしっかりした箱です。箱には内容物が記載されています。

また、上画像のようにギミックが施されており、絵本のようにマウスが浮き出てくるような設計がされています。

正面デザインについて

形状:左右対称

SCYROX V6の形状は左右対称です。人気マウス「G-WOLVES HTS Plus」に似たデザインとなっております。左右対称ですが、サイドとクリック部分に窪みがあり、フィット感のある左右対称マウスだなと思いました。

サイズ感:コンパクト

SCYROX V6のサイズは「長さ119.0・幅61.0・高さ40.0mm」とかなりコンパクトなマウス。小さいマウスなので、僕のような手の小さい方でも持ちやすいのが特徴です。下記に参考としてG PROのサイズを載せていますが、一回り小さいので、G PROが少し大きく感じるという方も使ってみる価値あると思います。

▼参考:G PROのサイズ
長さ125・幅63.5・高さ40mm

クリック感:若干硬めだが押しやすい

SCYROX V6のクリックはオムロンのオプティカルスイッチを採用しています。若干硬めに感じましたが、跳ね返りがしっかりあるので、連打しやすいです。オプティカルスイッチで、好みがわかられると思いますが、僕は普通に好きです。

ホイール:癖のない標準的な操作感

SCYROX V6のホイールは抵抗が少なく、サラッと回せるホイールです。硬さも標準的で癖がなく使いやすいです。ホイールクリックについては、少し硬めなので、ゲームでは使いにくいかなと感じました。静音性も低めでポコポコ系の大きめの音がでます。

左右デザインについて

サイドボタン:価格相応の品質

SCYROX V6のサイドボタンはカチッと押せるタイプ。硬さは標準より若干硬めで、静音性も低く、少しだけうるさいなと感じました。しばらく使いましたが、正直クリック感は安っぽく価格相応かなと思います。

中央部が高い形状

SCYROX V6は中央部が高めのデザイン形状。G PROのようなオーソドックスな尻高マウスですが、G PROよりもトップが高いので、つかみ持ちがしやすいと思います。また、かぶせ持ちも問題なくできるので、バランスの取れた使いやすいマウスだと思います。

左側のロゴ下にLEDランプを搭載

SCYROX V8の左側のロゴ下にはLEDランプが搭載されています。こちらではdpi変更時の感度やバッテリーの残量を確認できるようになっているので、色を覚えたら結構便利です。

LEDランプ別の詳細情報

【DPI(デフォルト設定)】
・赤:400
・青:800
・緑:1600
・白:3200
・黄緑:6400

【バッテリー残量】
・青:21〜100%
・紫:充電中
・赤:20%以下

背面デザインについて

センサー:Pixart 3950

SCYROX V6はPixart 3950を搭載しており、ゲーミングマウスとして十分な精度と応答性を備えています。付属ドングルを使用すると最大8000Hzのポーリングレートに対応するため、最新環境でも高いパフォーマンスを発揮します。さらに、専用ソフトをインストールする必要がなく、ブラウザから直接設定できるのも便利なポイントです。

電源スイッチ

電源スイッチは本体の上部に配置されており、質感はややチープながら機能自体はしっかりしています。さらに、電源をオンにすると左側のランプで残量を確認できる仕組みになっているため、バッテリー管理がしやすいのも便利なポイントです。

SCYROX V6のバッテリーは250mAで、駆動時間はおよそ40〜50時間程度です。LogicoolのSuperlight2が290mAなので、やや少なめの容量。ポーリングレートを下げれば電力消費を抑えられるので、必要に応じて少し落とすのもありかなと。

dpi変更ボタン

センサー下にはDPIの切替ボタンがあります。DPIの数値状態は左側のランプで視覚的に確認可能です。また、¥初期設定ではDPI切替用ですが、設定で別機能を割り当てることもできます。そのため、普段からDPIを固定して使う方は、別の操作を割り当てることでより使いやすくカスタマイズできるでしょう。

マウスソール:3〜4個

SCYROX V6のマウスソールはデフォルトでは上側に小型2個、センサー周りに1個、下側に中型ソールを1個の合計4個。平均して小さめのマウスソールで初速が早く止めやすさもあります。また、付属で別形状のマウスソールがあり、サイズが大きくなっているので、少し速いなと感じる方は付け替えることで、若干ですが抑えられるのかなと思います。

前後デザインについて

SCYROX V6は左右対称なので、前後も綺麗な左右対称です。前側を見るとクリック部分に窪みがあるのが、わかりやすいですね。また、USBポートはType-Cで、付属ケーブルで有線としては使用できます。

SCYROX V6の重さ

こちらではSCYROX V6の重さを紹介します。

項目 重量
公式 40g
実測 44.42g

SCYROX V6は公式では40gとされていますが、実際に測ってみると44.4gと若干ですが重たいです。マウスソールなしの重量なのかなと思いますが、40gではないので、そこだけ注意しましょう。とはいえ、普通にめちゃ軽いです。

SCYROX V6の各持ち方

SCYROX V6の各持ち方の感想を紹介します。下記に簡単にまとめましたので、参考にしてみてください。

持ち方 感想
かぶせ持ち 個人的には持ちやすい。
トップ中央部の高さがあり、手首が浮くのが特徴です。
つかみ持ち 尻が高くコンパクトな形状なので、つかみ持ちと相性がいいです。
手が小さい方も持ちやすいと思います。
つまみ持ち サイズが小さく、サイドの窪みがフィットして個人的にかなり安定します。
手が小さめですが、ホイールに指が届くので、操作もしやすいです。

SCYROX V6は左右対称のオーソドックスな形状となっておりますので、基本的には全持ち方で使いやすいと思いました。ただ、中央部の高さが結構あり、自然と手首側が浮く形状なので、そこが苦手な方は注意が必要かなと思います。

SCYROX V6のリフトオフディスタンス

SCYROX V6のリフトオフディスタンスを計測しました。
リフトオフディスタンスはマウスを浮かしセンサーが反応しなくなる距離です。

【検証環境】
・マウスパッドなし
・0.1mm~2.0mmのプレートを使い計測

【検証結果】
・0.7mm:0.8mm
・1.0mm:0.9mm
・2.0mm:2.0mm

SCYROX V6は専用ソフトで「0.7mm」「1.0m」「2.0mm」で設定できるのですが、実際に計測すると誤差はありました。マウスソールなどで変わると思うので、参考に程度にしていただきたいですが、誤差の範囲かなと。基本的にはLODは短い方がいいとされているので、拘りがなければ0.7mmに設定しとけば良いと思います。

SCYROX V6の設定方法

次にSCYROX V6の設定方法を紹介しますので、参考にしてみてください。

専用ソフト「S-center」で設定可能

SCYROX V6は公式サイトからアクセスできる「SCYROX S-center」で設定可能です。

感度・キー割り当てなど細かく設定可能

「S-center」を開くと上画面のようなページになるので、こちらでSCYROX V6の設定ができます。英語なので、わかりにくいですが、主な設定項目は下記の通りです。

項目 内容
左マウス画像 マウスのキー割り当てが設定できる
Macro マクロの設定ができる
Sensor setting dpi・ポーリングレート・LOD・スリープ時間などの設定ができる
High-Speed Mode パフォーマンスの最大化(バッテリー減りがはやくなる)

ざっくり上記が主に設定する項目になるのかなと思います。

この他にも「リップルコントロール」や「直線補正」などゲームに役立つ機能も搭載されているので、購入した方は試してみてください。

ブラウザの翻訳機能を使うとわかりやすい

「S-center」は日本語に対応していないのですが、ブラウザの翻訳機能を使うことで上画像のように日本語化できます。SCYROX V6を購入した方で英語でわかりにくいという方は試してみてください。

SCYROX V6の使ってみた感想

SCYROX V6を使ってみての感想をまとめます。ザックリと感想を下記にまとめましたので、参考にしてみてください。

  • 感想①:粗はあるが格安で高スペック
  • 感想②:万人に使いやすい形状
  • 感想③:バッテリー持ちが少し心もとない

感想①:粗はあるが格安で高スペック

11,800円と安いゲーミングマウスなので、粗はありますが、必要な性能が詰め込まれた格安で高スペックなマウスとなっております。

  • 重量が約40gで超軽量
  • ポーリングレート最大8000Hz
  • カラーが「黒・白・青」の3色と豊富

最近のFPS・TPSなどで人気の「軽さ」「ポーリングレートの高い」において、SCYROX V6は軽さが約40g、ポーリングレートは最大8000Hzとトップクラスの性能を持っており、価格以上に満足感があります。

また、カラーも「黒・白・青」の3色あり個性もだせるのもいい。個人的に青が欲しかったですが、売り切れだった・・・・。個人的に青おすすめです!

感想②:万人に使いやすい形状

SCYROX V6は左右対称で癖の少ないオーソドックスな形状なので、全ての持ち方で持ちやすいと思いました。クリック部分とサイドに窪みがあり、左右対称ですが、しっかりとフィットがあるのも、個人的に良いと思いました。ただ、トップ中央部分がもっこりしており、高さがあるので、自然と手首が浮くマウスとなっており、そこが嫌な方は注意が必要かなと思いました。

感想③:バッテリー持ちが少し心もとない

SCYROX V6は具体的な駆動時間を公表していないですが、250mAと少し少ないかなと感じました。高級マウスだと300mAくらいあるので、ポーリングレート8000Hzで使うと減りが早いなと感じると思います。ポーリングレートを2000Hz〜4000Hzにすると全然バッテリーは気にならないので、長時間ゲームする方で8000Hzいらないという方は4000Hzくらいに設定するのがいいのかなと思います。

SCYROX V6の良い点・気になる点

最後にSCYROX V6の良い点・気になる点をまとめます。

良い点

  • 重量が約40gで超軽量
  • ポーリングレート最大8000Hz
  • 格安なのに機能が豊富
  • カラーが「黒・白・青」の3色と豊富
  • 交換用マウスソールが付属している
  • ブラウザで設定ができて楽

気になる点

  • バッテリーが気持ち少ない

まとめ:約1万で買える40g・ポーリングレート8000Hzの神マウス

SCYROX V6のレビューは以上になります。

約1万と買いやすい価格でありながら、重量が40gで軽く、ポーリングレートが最大8000Hzだったりと高性能なので、安くて高性能なマウスが欲しい方は選択肢に入るなと思いました。

サイズ 長さ119.0・幅61.0・高さ40.0mm
重量 40g
ボタン 6個
センサー Pixart 3950
解像度 30000dpi
最大加速 50G
最大速度 750IPS
ポーリングレート 8000Hz
接続方式 無線・有線
USBポート USB Type-C
バッテリー 250mA(約40-50時間)
電池
カラー ブラック・ホワイト・ブルー
直販価格 11,800円

当サイトは他にもゲーミングデバイスに関して発信していくので、興味のある方は参考にしてみてください。