今回Razerの『Huntsman V3 Pro TKL』を購入したので紹介します。
これからゲーミングキーボードを購入する方でHuntsman V3 Pro TKLを検討している方は多いと思いますが、性能・使用感などがわからず購入を悩んでいる方は多いはず。
そこで本記事ではHuntsman V3 Proの使用感などを徹底レビューします。
- Huntsman V3 Pro TKLのスペック表&価格
- Huntsman V3 Pro TKLの内容物
- Huntsman V3 Pro TKLの外観・性能
- Huntsman V3 Pro TKLのキーキャップについて
- Huntsman V3 Pro TKLのキースイッチについて
- Huntsman V3 Pro TKLのライティングについて
- Huntsman V3 Pro TKLの独自機能について
- Huntsman V3 Pro TKLの設定方法
- Huntsman V3 Pro TKLを使用してみた感想
- Huntsman V3 Pro TKLの良い点・気になる点
- まとめ
実際に撮影した写真を見せながらレビューしていきますので、これから『Razer Huntsman V3 Pro TKL』を購入しようか迷っている方は参考にしてみてください。
Razer Huntsman V3 Pro TKLのスペック表&価格
Razer Huntsman V3 Pro TKLのスペックと価格を紹介していきます。
サクッと確認できるように表を作成しましたので、参考にしてみてください。
スペック表
タイプ | メカニカルキーボード |
---|---|
サイズ | 幅363・奥行139・高さ39mm |
重量 | 約720g |
スイッチ | オプティカル (リニア) |
ホットスワップ | 非対応 |
配列 | 日本語・US |
レイアウト | テンキーレス |
ポーリングレート | 1000Hz |
押下圧 | 40g |
アクチュエーションポイント | 0.1㎜〜4.0㎜ |
ラピッドトリガー | 対応(0.1mm~1.0mm) |
キーストローク | 約4mm(自社調べ) |
接続方式 | 着脱式有線 |
USBポート | USB Type-C |
バッテリー | – |
電池 | – |
カラー | ブラック・ホワイト |
価格 | 32,980円~36,980円 |
※2025年8月6日時点の情報
価格
執筆時の価格は日本語配列が32,980円、US配列が36,980円です。
Razerのラピッドトリガー搭載のゲーミングキーボードです。Razer製品なので、しっかりした価格となっております。
サイト | 価格 |
---|---|
Amazon | 27,499 |
上記は2025年8月6日時点の価格になります。
セールや時期などで変動することもあるので、価格は実際に確認してみてください。
Razer Huntsman V3 Pro TKLの内容物
Razer Huntsman V3 Pro TKLの内容物を紹介します。
上画像の通りですが、内容物は下記の通りです。
- キーボード本体
- 着脱式Type-Cケーブル
- 着脱式リストレスト
- Razerシール
- 説明書
Huntsman V3 ProにはRazerロゴの入った、着脱式のリストレストが付属しております。革製でマグネットで着脱できて、品質も高いので、使ったことがない方もこれを機に試せます。後はRazerのシールも付属されておりました。
Razer Huntsman V3 Pro TKLの外観・性能
ここからはRazer Huntsman V3 Pro TKLの外観を紹介します。
箱も含めて撮影しましたので参考にしてみてください。
箱
Razer Huntsman V3 Pro TKLの箱も撮影しました。箱はいつもRazerって感じの箱。一部日本語でも記載されておりますが、英語でスペックや内容物が記載されております。
▼梱包:全てスリーブで保護されている
開封すると本体、ケーブル、リストレストはスリーブで保護されており、流石安心と信頼のRazerですね。梱包も丁寧で好印象です。
正面デザインについて
配列:日本語・US
Razer Huntsman V3 Pro TKLの配列は日本語とUS配列の2種類。US配列の方が少し価格が上がりますが、好みで選べます。僕は日本語配列にしましたが、スペースキーが約6cmくらいで、一般的な日本語配列より小さいなと感じました。比較対象としてはロジクールのTKL RAPIDが約7.5cmくらいです。
レイアウト:テンキーレス
Razer Huntsman V3 Pro TKLは製品名にもあるようにテンキーレスです。方向キーも搭載されているので、日常でも使いやすいレイアウトかなと思います。またHuntsman V3 Proには「フルサイズモデル」と「60%サイズモデル」もあるので、好みの大きさを選べます。
質感:アルミフレームでビジュ最強
Razer Huntsman V3 Pro TKLはブラッシュアルミニウム製トッププレートを採用しており、耐久性も高いのですが、見た目がかっこいいです。マットなアルミフレームで質感が高いので、価格相応のクオリティはあると思いました。
背面デザインについて
滑り止め:5個
Razer Huntsman V3 Pro TKLの滑り止めは5個あります。質感の高い滑らかなゴム素材となっており、グリップ力も高め。腕を置かない状態で強めに押すとズレますが、ゲーム中にはほとんど動かなかったです。
背面素材:プラスチックだが安っぽさなし
Razer Huntsman V3 Pro TKLの背面素材はプラスチック素材です。質感の良いプラスチック素材で安っぽさがないのが特徴。背面にはRazerのスローガンである「FOR GAMERS. BY GAMERS.」が記載されています。
3段階の角度調整が可能
Razer Huntsman V3 Pro TKLは3段階の角度調整が可能です。2段階目のチルトスタンドには6度、3度目には9度の記載があります。僕は基本的には何もしない1段階目を使っていますが、文章作成をするときは3段階目の9度が好みです。
上下デザインについて
どの角度もかっこいい
Razer Huntsman V3 Pro TKLの上下デザインです。実際に持つとかなり薄く感じます。厚み自体は少し薄いくらいなのですが、アルミニウム製トッププレート採用なので、スタイリッシュでかっこいいです。
USBポートは左手側
Razer Huntsman V3 Pro TKLのUSBポートはType-Cで左手側にあります。奥に差し込むような奥に差し込むような形状になっており、付属品以外のケーブルだと入らない可能性があるので注意。まあ付属のケーブルを使えば何の問題もないですが。
左右デザインについて
滑らかな角度で打鍵しやすい
Razer Huntsman V3 Pro TKLはキースタンド事態にも少し角度が付いた形状です。キートップもステップ・スカルプチャーで湾曲した形状なので、背面のチルトスタンドがなくても角度があり、打鍵しやすいです。
ダイヤルが剥き出しで使いやすい
Razer Huntsman V3 Pro TKLには右側にボリューム調整できる、デジタルダイアルが搭載されているのですが、アルミプレートを突き破ったデザインになっているので、横から操作できて地味に便利です。
Razer Huntsman V3 Pro TKLのキーキャップについて
Razer Huntsman V3 Pro TKLのキーキャップについて紹介します。
以下にキーキャップについてまとめました。
項目 | 素材 |
---|---|
素材 | PBT |
印字 | ダブルショット |
傾き | ステップ・スカルプチャー |
形状 | シリンドリカル |
サイズ | 長さ18・幅18mm |
Razer Huntsman V3 Pro TKLのキーキャップはザラザラのテクスチャ加工のされたPBT素材です。印字もダブルショットでキーキャップの品質は高く耐久性にも優れています。画像ではわかりにくいですが、ライティングがなくても視認しやすい印字となっております。
Razer Huntsman V3 Pro TKLのキースイッチについて
次にRazer Huntsman V3 Pro TKLのキースイッチについて紹介します。
軸の種類
軸はRazer独自の「第2世代 RAZER アナログオプティカルスイッチ」が採用されています。ラピッドトリガーは磁気軸が使われることが多いのですが、Huntsman V3 Proはオプティカルスイッチを採用しております。キースイッチにスタビライザーが付いていたりと、特殊な構造になっています。
キースイッチ性能
メーカー | 第2世代 RAZER アナログオプティカルスイッチ |
---|---|
押下圧 | 40g |
アクチュエーションポイント | 0.1㎜〜4.0㎜ |
ラピッドトリガー | 対応(0.1mm~1.0mm) |
キーストローク | 約4mm(自社調べ) |
ホットスワップ | 非対応 |
Razer Huntsman V3 Pro TKLはアナログスイッチなので、アクチュエーションポイントとラピッドトリガーの距離をソフトウェアで変更できます。ラピッドトリガーは0.1mm~1.0mmで設定可能。また、特殊なキースイッチなこともあり、ホットスワップは非対応です。
打鍵感:スコスコ系
Razer Huntsman V3 Pro TKLの打鍵感はスコスコ系です。近い打鍵感でいうと「SteelSeries Apex Pro」に似ていると感じました。打鍵音は底打ち音が大きく、静音性は低めだと思います。最初は押下圧40g以上に重たさを感じましたが、使っていくうちに馴染みました。キーの跳ね返りが強く、高速でキー入力できます。
Razer Huntsman V3 Pro TKLのライティングについて
Razer Huntsman V3 Pro TKLのLEDライティングについて紹介します。画像なので伝わりにくいですが、動画でも紹介するので気になる方は、そちらも参考にしてみてください。
Razer Huntsman V3 Pro TKLのライティングはしっかりギラギラ感。スイッチの上側にLEDが付いているので、操作側にはライティングがあまりこない仕様。ゲームの邪魔にならず良いと思います。フローティングデザインなので、ライティングが目立ちますし、ライティングがアルミプレートに反射して、かっこいいです。
Razer Huntsman V3 Pro TKLの独自機能について
次にRazer Huntsman V3 Pro TKLの独自機能についての独自機能を紹介します。
説明書にも記載されているので、便利なものだけ紹介していきます。
機能①:マルチファンクションデジタルダイアル
まず右上にあるマルチファンクションデジタルダイアル。こちらではデフォルトで音量調整、押し込みでミュートが設定されています。こちらは専用ソフト「Synapse」で好きな機能を割り振ることができます。
機能②:コントロールボタン
ダイアルの左側にあるボタン2個はコントロールボタンです。各機能は下記の通り。
- 左ボタン:Xbox Game Bar【カスタマイズ可】
- 右ボタン:メディア再生ボタン【カスタマイズ不可】
右側はメディア再生ボタンで1回押しが「再生・停止」、2回が「次の曲」、3回が「前の曲」の再生になります。
左側はデフォルトで「Xbox Game Bar」が設定されていますが、自由に変更可能です。
機能③:LEDインジケーター
次にLEDインジケーターです。
こちらで各機能のオンオフなどを確認できたりします。
- CapsLock
- Scroll Lock
- マクロ記録機能
- ゲームモード(Winキーオフ)
などのオンオフを確認できます。後はキーボード上でアクチュエーションを変更でき、その時もこちらで数値を確認可能です。
機能④:その他
- アクチュエーションポイントの調整
- プリセットの変更
Razer Huntsman V3 Proはオンボードプロファイルなので、複数のプリセットをキーボード上に保存でき、切り替えることができるので、ゲーム毎や用途に合わせて、設定を変えられ、普通に神です。
Razer Huntsman V3 Pro TKLの設定方法
次にRazer Huntsman V3 Pro TKLの設定方法をザックリと紹介します。
- 設定①:カスタマイズ
- 設定②:アクチュエーション
- 設定③:ライティング
Razer製品は専用ソフト「Synapse」で設定できますので、ダウンロードしていない方は導入しておきましょう。
設定①:カスタマイズ
こちらではHuntsman V3 Proの「ゲーミングモード」「キー割り当て」ができます。ゲームパッドのキーもキーボードに割り当てられるので、普通に高性能です。後はゲームモードの設定などが可能で、直感的に操作できるので、何となくわかると思います。ゲームパッドのキーを割り当ててもアクチュエーションを変更できるので、高速入力が可能です。
設定②:アクチュエーション
ここではHuntsman V3 Proの「スナップタップ」「アクチュエーションポイント」「ラピッドトリガー」をキー毎に設定できます。アクチュエーションは0.1mm〜4.0mm、ラピッドトリガーは1.0mm〜0.1で設定できるので、好みで設定しましょう。
設定③:ライティング
最後はHuntsman V3 Proのライティングの設定です。Synapseでは輝度とライティングオフの設定のみできます。細かい設定をするには「CHROMA」をインストールする必要があるので、ライティングに拘る方はインストールしましょう。
Razer Huntsman V3 Pro TKLを使用してみた感想
Razer Huntsman V3 Pro TKLを実際に使ってみたので、書ききれなかった感想などを紹介します。感想をまとめると下記の通りです。
- 感想①:スタイリッシュで質感が高い
- 感想②:ラピッドトリガー搭載で性能も最強
- 感想③:価格は高めなので、Razer愛用者向け
感想①:スタイリッシュで質感が高い
まずはスタイリッシュで質感が高いです。
Huntsman V3 Proのかっこよさを下記にまとめました。
- アルミプレートがお洒落
- キーキャップが質感がいい
- ライティングもかっこいい
高級キーボードなので、見た目も重視されています。
アルミプレートを採用していて、高級感があり、フローティングデザイン採用でライティングもかっこいいです。アルミプレートにライティングが反射してゲーミング感満載なので、ゲーマーの欲を満たすことができると思います。
感想②:ラピッドトリガー搭載で性能も最強
Huntsman V3 Proはラピッドトリガーを搭載してるハイエンドモデルなのですが、その他にも同時入力を制御する「スナップタップ」やゲームパッドのキーを割り当てられたりと機能面も優れています。また、オンボードメモリなので、複数のプリセットをキーボード本体に保存して切り替えられるのも最強だと思いました。
感想③:価格は高めなので、Razer愛用者向け
見た目もよくて、機能も十分すぎますがHuntsman V3 Proは約3万と高級キーボードなので、Razer愛用者向けなのかなと思います。ラピッドトリガーだけ欲しいなら最近では1万くらいで販売されているキーボードがあるので、機能だけで選ぶなら向いていないと思います。これはロマン。
Razer Huntsman V3 Pro TKLの良い点・気になる点
最後にRazer Huntsman V3 Pro TKLの良い点・気になる点をまとめます。
良い点
- アルミニウム製トッププレーがかっこいい
- ラピッドトリガー搭載で性能も抜群
- スタイリッシュで高級感がある
- キーの跳ね返りが強く打鍵しやすい
気になる点
- 日本語配列はスペースキーが小さめ
- 価格が高め
まとめ:ビジュ良しなラピッドトリガー搭載の高級キーボード
Razer Huntsman V3 Pro TKLのレビューは以上になります。
Razerのハイエンドキーボードなので価格は高いですが、見た目もかっこよく、ラピッドトリガー搭載で性能がいいので、確実に良いキーボードは欲しい。Razerが好きな方におすすめなゲーミングキーボードです。
タイプ | メカニカルキーボード |
---|---|
サイズ | 幅363・奥行139・高さ39mm |
重量 | 約720g |
スイッチ | オプティカル (リニア) |
ホットスワップ | 非対応 |
配列 | 日本語・US |
レイアウト | テンキーレス |
ポーリングレート | 1000Hz |
押下圧 | 40g |
アクチュエーションポイント | 0.1㎜〜4.0㎜ |
ラピッドトリガー | 対応(0.1mm~1.0mm) |
キーストローク | 約4mm(自社調べ) |
接続方式 | 着脱式有線 |
USBポート | USB Type-C |
バッテリー | – |
電池 | – |
カラー | ブラック・ホワイト |
価格 | 32,980円~36,980円 |
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