
今回Logicoolの『SUPERLIGHT 2c』を購入したので紹介します。
これからゲーミングマウスを購入する方でロジクールのSUPERLIGHT 2cを検討している方は多いと思いますが、性能・使用感などがわからず購入を悩んでいる方は多いはず。
そこで本記事ではSUPERLIGHT 2cの使用感などを徹底レビューします。
- SUPERLIGHT 2cのスペック表&価格
- SUPERLIGHT 2cの内容物
- SUPERLIGHT 2cの外観・機能
- SUPERLIGHT 2cの重さ
- SUPERLIGHT 2cの各持ち方
- SUPERLIGHT 2cのリフトオフディスタンス
- SUPERLIGHT 2cの設定方法
- SUPERLIGHT 2cの使ってみた感想
- SUPERLIGHT 2cの良い点・気になる点
- まとめ
実際に撮影した写真を見せながらレビューしていきますので、これから『SUPERLIGHT 2c』を購入しようか迷っている方は参考にしてみてください。
SUPERLIGHT 2cのスペック表&価格
SUPERLIGHT 2cのスペックと価格を紹介していきます。サクッと確認できるように表を作成しましたので、参考にしてみてください。
スペック表
| サイズ | 長さ118.4・幅61.2・高さ38.6mm |
|---|---|
| 重量 | 51g |
| ボタン | 5個 |
| センサー | HERO 2 |
| 解像度 | 100~44,000dpi |
| 最大加速 | 88G |
| 最大速度 | 888IPS |
| ポーリングレート | 最大8000Hz |
| 接続方式 | 無線・有線 |
| USBポート | USB Type-C |
| バッテリー | 約95時間 |
| 電池 | – |
| カラー | ブラック・ホワイト・マゼンタ |
| 直販価格 | 26,950円 |
※2025年10月18日時点の情報
価格
直販価格で26,950円です。ロジクールのハイエンドマウスなので、値段もしっかりします。「SUPERLIGHT 2」「SUPERLIGHT 2 DEX」と同じ価格です。
各ショッピングサイトでの価格は下記の通りです。
上記は2025年10月18日時点の価格になります。
セールや時期などで変動することもあるので、実際に確認してみてください。
SUPERLIGHT 2cの内容物
SUPERLIGHT 2cの内容物を紹介します。
上画像の通りですが、テキストでも紹介していきます。
内容物
- マウス本体
- 替えの裏蓋(ソール付)
- ワイヤレスレシーバー
- USB A – Cケーブル
- グリップテープ
- 説明書
- 保証書
SUPERLIGHT 2cは上位モデルなので付属品も充実しています。内容物は「SUPERLIGHT 2」「SUPERLIGHT 2 DEX」と同じです。
レシーバーやケーブル・説明書の他に交換ができるソール付きの裏蓋と、グリップテープが付属しています。グリップテープは柔らかいゴム系の素材で、手触りもよくグリップ力も高いです。
マウスソールは保護されている
上画像のようにSUPERLIGHT 2cのマウスソールは透明なビニールで保護されていますので、梱包時にソールに傷が付くことはないです。
SUPERLIGHT 2cの外観・機能
ここからはSUPERLIGHT 2cの外観・機能を紹介します。箱も含めて撮影しましたので参考にしてみてください。
箱
SUPERLIGHT 2cはいつもロジクールの化粧箱に入っています。SUPERLIGHT 2よりも薄い箱になっており、ここもコンパクトになっています。個人的に開けやすくてこっちの方が好みです。
正面デザインについて
形状:左右対称
SUPERLIGHT 2cの形状は左右対称。SUPERLIGHTなどG PROと同じ形状なので、移行もスムーズにできると思います。小型化されたことで自然と手にフィットし、つかみ持ちやつまみ持ちでも快適な操作ができました。
サイズ感:コンパクト
SUPERLIGHT 2cはSUPERLIGHT 2よりも一回りコンパクトで、長さ118.4・幅61.2・高さ38.6mmと扱いやすいサイズ感。手が小さい人には特にフィットしやすく、自然に持てます。SUPERLIGHT 2のサイズを下記に記載しておきますので、比較してみてください。
▼SUPERLIGHT 2とサイズ比較
・SUPERLIGHT 2:長さ125・幅63.5・高さ40mm
・SUPERLIGHT 2c:長さ118.4・幅61.2・高さ38.6mm
クリック感:SUPERLIGHT 2と同じで硬め
SUPERLIGHT 2cのクリックには、SUPERLIGHT 2と同じLIGHTFORCEハイブリッドスイッチを搭載してます。機械式の押し心地と光学式の応答性を両立しており、クリック感はやや硬めです。反応は鋭いですが、好みによっては少し重たく感じるかもしれないです。
ホイール:重ためでカクっと回せる
SUPERLIGHT 2cのホイールは重ための回し心地で、カクっと回せるのが特徴です。重ためなので誤操作は起きにくいと思います。指に引っかかるような感触なので、ホイールクリックも快適に押せて使いやすいと感じました。ホイールクリックも静音性も高く、ホイールも品質は高いです。
左右デザインについて
サイドボタン:2個
SUPERLIGHT 2cのサイドボタンは2個で、左側面にあります。クリック感は標準的で、押下時の静音性が高め。G PRO特有のムニっと押しこむボタンで好みがわかれると思いますが、個人的には好みです。
デザインはSUPERLIGHT 2と同じ
サイドのデザインに関してもSUPERLIGHT 2と同じデザインでコンパクトになった感じです。大人気のマウスなので、癖がな持ちやすいです。
背面デザインについて
センサー:HERO 2
SUPERLIGHT 2cは最新のHERO 2センサーを搭載しており、最大44,000DPIという高精度なトラッキング性能となっています。ポーリングレートは最大8,000Hzに対応しており、付属のレシーバーで8000Hzまで出せます。
電源スイッチ
センサーの右側には電源ボタンがあります。
スライドさせるタイプでシンプルで使いやすいと思います。
マウスソール:3個
SUPERLIGHT 2cのマウスソールは3個です。SUPERLIGHT 2とおそらく同じもの。純PTFE製で滑りが非常になめらかです。大型ソールを採用しており、適度に摩擦があるので、軽量ですが、細かい操作もしやすいと思います。また、裏蓋は着脱できて付属のソール付きの蓋と交換することで、ソールを増やせるので、こちらは好みで交換して使ってみましょう。
レシーバーは蓋の中に収納できる
SUPERLIGHT 2cは裏蓋の中にレシーバーを収納できるようになっています。なので、使わないときや持ち運ぶ時に無くさず収納でき、地味に便利な機能です。
前後デザインについて
SUPERLIGHT 2cの前後デザインはSUPERLIGHT 2と同じで、全体的に丸みを帯びた滑らかな形状です。前方にはUSB Type-Cポートを搭載しております。
SUPERLIGHT 2cの重さ
こちらではSUPERLIGHT 2cの重さを紹介します。
| 項目 | 重量 |
|---|---|
| 公式 | 51g |
| デフォルト | 50.45g |
| マウスソール蓋 | 51.03g |
| 蓋なし | 50.45g |
公式重量は51gとなっており、実際に計測しても同じでした。、また、裏蓋を外すことで1gほど軽くできるので、少しでも軽く使いたい方は外して使うのが良いと思います。
SUPERLIGHT 2cの各持ち方
SUPERLIGHT 2cの各持ち方の感想を紹介します。下記に簡単にまとめましたので、参考にしてみてください。
| 持ち方 | 感想 |
|---|---|
| かぶせ持ち | 小型なため、かぶせ持ちだと手の大きい人は少し窮屈に感じます。 手が小さい人なら自然にフィットして安定感があります。 |
| つかみ持ち | バランスよく、かなり持ちやすい印象。 軽量なので指先でのコントロールがしやすく、素早いエイムにも対応できます。 |
| つまみ持ち | 約51gという軽さが活きる持ち方。 指先だけでも安定して操作ができるので、相性が良いです。\ |
※手の長さ約17cm
SUPERLIGHT 2cはコンパクトな設計で、小さめの手にフィットしやすいです。かぶせ持ちは自然に手のひらに収まり、つかみ持ちは軽さを活かした操作がしやすく、つまみ持ちでも安定感があります。
ただ、手が大きい人には小さく感じる場面もあり、特にかぶせ持ちでは手のひらに収まりきらない場合があるので注意。指先主体のプレイなら問題なく使えると思います。
SUPERLIGHT 2cのリフトオフディスタンス
SUPERLIGHT 2cのリフトオフディスタンスを計測しました。
リフトオフディスタンスはマウスを浮かしセンサーが反応しなくなる距離です。
LODは高・中・低で設定ができ結果は下記の通りになりました。
・マウスパッドなし
・0.1mm~2.0mmのプレートを使い計測
【検証結果】
・高:1.5mm
・中:0.7mm
・低:0.4mm
上記のような結果となりました。
SUPERLIGHT 2cはLODを設定できるので、好みの距離を選択しましょう。特に拘りがない方はデフォルトの「中」で問題ないと思います。
LODの設定方法は後ほど紹介します。
SUPERLIGHT 2cの設定方法
SUPERLIGHT 2 DEXはロジクール製品なので「G HUB」で設定可能です。
「G HUB」はロジクールの公式サイトでダウンロードできるので、PCに入っていない方はインストールしておきましょう。
»「G HUB」のダウンロードはこちら
設定できる項目は下記の通りです。
- 設定①:感度
- 設定②:LOD
- 設定③:キー割り当て
- 設定④:BHOPモード
設定①:感度
まずはSUPERLIGHT 2cの感度です。プリセットも用意されていますが、独自でカスタマイズもできます。
カスタマイズできる項目は下記の通りです。
- レポートレート(ポーリングレート)の変更
- 独自プリセット作成
- DPIの変更
- HEROセンサーキャリブレーション
「HEROセンサーキャリブレーション」は今使っているマウスと同じ感度に設定できる機能です。この機能により他マウスからスムーズに移行できます。
SUPERLIGHT 2cはレポートレートが8000Hzまでだせるので、最初に上げておくのがいいでしょう。チャタリングが起きた場合は4000Hzに落とすなどの調整もできます。
設定②:LOD
SUPERLIGHT 2cは感度の設定画面でLODの設定も可能。右上の方にある【詳細】にチェックを入れると設定画面が表示されます。
「高:1.5mm」「中:0.7mm」「低:0.4mm」から設定できますので、好みで設定しましょう。拘りがない方は「中」が標準的なのでそのままで問題なしです。
設定③:キー割り当て
キー割り当てもG HUBで可能です。
SUPERLIGHT 2cには5個のボタンがあり、下記の項目を割り当てできます。
- コマンド
- キー
- アクション
- マクロ
- システム
こちらはG HUBが使えるマウス共通ですね。
SUPERLIGHT 2cでも同じように割り当てができるので、好みに設定しましょう。
設定④:BHOPモード
最近追加されたBHOPモード機能です。
こちらではスクロールの誤作動を防止する機能で、最初のスクロールイベントを無効化して誤作動を防止する機能。無効化時間などの秒数を調整できるので、好みで調整しましょう。
スクロールにジャンプを設定している方は誤操作が減るので、おすすめです。
SUPERLIGHT 2cの使ってみた感想
SUPERLIGHT 2cを使ってみての感想をまとめます。ザックリと感想を下記にまとめましたので、参考にしてみてください。
- 感想①:待望のロジクール高性能小型マウス最高
- 感想②:価格は高めだが、性能に見合う完成度
- 感想③:手のサイズで評価が分かれるが、満足度は高め
感想①:待望のロジクール高性能小型マウス最高
SUPERLIGHT 2cは、まさに「小型×高性能」を両立した理想のゲーミングマウス。重量はわずか51gと流行りの軽量設計で、FPSなどで使いやすいマウスとなっています。
SUPERLIGHT 2と性能はほぼ同じですが、下記のように性能も高いです。
- 最新のHERO 2センサーで高性能
- 8,000Hzポーリングレートで超低遅延
- 最大95時間の長時間バッテリー
- 付属のグリップテープで手汗対策も万全
SUPERコンパクトで、手の小さい人や指先操作派にぴったりの仕上がり。軽さと応答性のバランスが最高です。
感想②:価格は高めだが、性能に見合う完成度
SUPERLIGHT 2cは定価26,950円と高めですが、その価格に見合う完成度だなと思いました。ポーリングレートは最大8000Hzで性能も高いですし、ビルドクオリティも高く、流石プロも使うハイエンドマウスだなといった感じです。
SUPERLIGHT 2cの登場でスタンダードな「SUPERLIGHT 2」とエルゴノミクスの「SUPERLIGHT 2 DEX」と3タイプのハイエンドマウスが揃ったので、抜け目のないラインナップになったなと思いました。
感想③:手のサイズで評価が分かれるが、満足度は高め
SUPERLIGHT 2cは全体的にコンパクトで、手の小さい人には抜群のフィット感があります。軽量設計のため、かぶせ持ちでは手の小さい方にとって自然な握り心地で、つかみ持ちやつまみ持ちでも操作が軽く快適に感じられます。
一方で、手が大きい人の場合はホールド感がやや不足し、特にかぶせ持ちでは少し扱いづらいと感じるかもしれません。ただ、つまみ持ちを中心にプレイする人なら問題なく使いこなせると思います。
SUPERLIGHT 2cの良い点・気になる点
最後にSUPERLIGHT 2cの良い点・気になる点をまとめます。
良い点
- 51gと軽量で、使いやすい
- HERO 2センサーで、最大44,000DPIと高精度なトラッキング性能
- 8,000Hzポーリングレート対応
- グリップテープ付属で品質も高い
気になる点
- 価格が26,950円と高めでコスパ重視の人には不向き
- コンパクト形状なので、手が大きい人はかぶせ持ちで少し窮屈に感じる
まとめ:待望のロジクールの高性能小型ゲーミングマウス
SUPERLIGHT 2cのレビューは以上になります。
SUPERLIGHTシリーズ待望の小型ゲーミングマウスで、プロでも圧倒的な使用率を誇るSUPERLIGHTと同じ形状で、コンパクトになったので、手の小さい方や小型マウスが好きな方はぜひ試してみてほしいです。
| サイズ | 長さ118.4・幅61.2・高さ38.6mm |
|---|---|
| 重量 | 51g |
| ボタン | 5個 |
| センサー | HERO 2 |
| 解像度 | 100~44,000dpi |
| 最大加速 | 88G |
| 最大速度 | 888IPS |
| ポーリングレート | 最大8000Hz |
| 接続方式 | 無線・有線 |
| USBポート | USB Type-C |
| バッテリー | 約95時間 |
| 電池 | – |
| カラー | ブラック・ホワイト・マゼンタ |
| 直販価格 | 26,950円 |
当サイトは他にもゲーミングデバイスに関して発信していくので、興味のある方は参考にしてみてください。































