今回ロジクールのゲーミングマウス『G PRO』を紹介します。
これからロジクールのゲーミングマウスを購入する方でG PROを検討している方は多いと思いますが、性能・使用感などがわからず購入を悩んでいる方は多いはず。最近だとG PRO 2も販売しており、さらに悩みますよね。
そこで本記事では2年以上使っている僕がG PRO 2と比較しながら徹底レビューします。
- G PRO・G PRO 2のスペック表&価格
- G PROマウスの内容物
- G PROマウスの外観・機能
- G PRO・G PRO 2マウスの重さ
- G PROマウスの各持ち方
- G PROマウスのリフトオフディスタンス
- G PROマウスのLEDライティング
- G PROマウスは「G HUB」で設定可能
- G PROマウスを約2年ほど使ってみた感想
- G PROマウスの良い点・気になる点
- まとめ
実際に撮影した写真を見せながらレビューしていきますので、これから『G PROマウス』を購入しようか迷っている方は参考にしてみてください。
※2年以上使用した画像なので参考程度にしてください。
G PRO・G PRO 2のスペック表&価格
G PRO・G PRO 2のスペックと価格を紹介していきます。
サクッと確認できるように表を作成しましたので、参考にしてみてください。
スペック表
G PRO | G PRO 2 | |
---|---|---|
サイズ | 長さ125・幅63.5・高さ40mm | 長さ125・幅63.5・高さ40mm |
重量 | 80g | 80g |
ボタン | 5個 | 5個 |
センサー | HERO 25K | HERO 2 |
解像度 | 100~25600dpi | 100〜44000 DPI |
最大加速 | 40G | 88G |
最大速度 | 400IPS | 888IPS |
ポーリングレート | 1000Hz | 1000Hz ※専用レシーバーで8000Hzまで可 |
接続方式 | LIGHTSPEEDワイヤレス | LIGHTSPEEDワイヤレス |
USBポート | Micro USB Type-B(2.0) | USB Type-C |
バッテリー | 48〜60時間 | 60〜95時間 |
電池 | – | |
カラー | ブラック | ブラック・ホワイト・ピンク |
直販価格 | 14,520円 | 19,360円 |
※2025年3月13日時点の情報
価格
直販価格でG PROが14,520円、G PRO 2が19,360円です。
プロ仕様なので1万は超えますが妥当な価格かなと。とはいえ、ショッピングサイトだと基本的に安くなっていることが多いです。
上記は2025年3月13日時点の価格になります。
G PRO 2でポーリングレートを8000Hzまで上げたい方は4,620円ほどで販売されている「専用レシーバー」が必要です。
セールや時期などで変動することもあるので、実際に確認してみてください。
G PROマウスの内容物
G PROマウスの内容物を紹介します。
上画像の通りですが、テキストでも紹介していきます。
- G PROマウス本体
- ワイヤレスレシーバー
- レシーバー延長アダプター
- USBケーブル
- 予備のサイドボタン
- 説明書
- 保証書
G PROマウスの内容物は基本的なものは揃っております。またG PROマウスはサイドボタンを付け替えられる仕様なので、予備のサイドボタンも付属しております。
G PROマウスは保証書も付属しており、購入後から2年間となっておりました。
G PROマウスの外観・機能
ここからはG PROマウスの外観・機能を紹介します。
箱も含めて撮影しましたので参考にしてみてください。
箱
G PROは高級感のある化粧箱に梱包されています。ロジクールは上位モデルのみ化粧箱を採用してるイメージなので、G PROマウスはギリ上位モデル扱いなのかなと思いました。
正面デザインについて
形状:人気の左右対称
G PROマウスは左右対称デザインとなっています。左右対称といえばG PROという印象もあるくらい左右対称マウスでは人気のゲーミングマウスです。
サイズ:標準的で誰でも使いやすい
G PROマウスのサイズは長さ124・幅68・高さ43mmと標準的なサイズ。国内・海外で使用者の多いマウスなので、手の大きさ関係なく使いやすいと思います。
クリック感:少し柔らかめ
G PROマウスのクリック感は少し柔らかめ。誤ってクリックすることもありましたが、2年間で数えられる程度でした。柔らかめですが、クリック感はしっかりあります。
ホイール:滑らかで操作しやすい
G PROマウスのホイールは滑らかなタイプ。サーッと動かすことができて癖になるホイールですが、始めて使う方は少し違和感を感じるかもです。G PROは全モデル滑らかなホイールを採用してるので、店舗まで行ける方は実際に触ってみるのがいいかと思います。
左右デザインについて
ほどよく尻高で握りやすい
G PROは尻が高めの形状になっているので、自然と手首が浮きやすくエイムが重要視されるFPSにも適したデザインです。極端は尻高ではないので、尻高が苦手な方でも許容範囲なのではと思います。
サイドボタン:最大4個
G PROマウスのサイドボタンは最大4個まで増やせます。下画像のようにサイドボタンが取り外しできるようになっております。
左側に最大2個、右側に最大2個付けられるので、自由にカスタマイズできます。
左持ちしたい方に最適
G PROマウスは右側にもボタンが付けられるので、左利きの方や左手でマウスを使いたいという方に最適かと思います。
背面デザインについて
センサー
G PROマウスのセンサーはG PRO 2とは違っており、下記の通りとなっております。
マウス | センサー | 主な違い |
---|---|---|
G PRO | HERO | ポーリングレート1000Hz |
G PRO 2 | HERO 2 | ポーリングレート最大8000Hz |
G PRO 2の方は最新センサーが搭載されています。単純にスペックが違いますが、HERO 2の方はポーリングレートが最大8000Hzまで出せるので優秀です。
電源スイッチ
G PROマウスのセンサーの横には電源スイッチがあります。G PROはワイヤレスで、使っていなくても充電を消費するので、長時間使わない時はオフにしておくと節電になります。
マウスソール:3個
G PROマウスのマウスソールは3個あります。ほどよく滑るバランス良いマウスソールですが、微妙といわれたり賛否両論がある滑りです。とはいえ、G PROは人気マウスで互換性のあるマウスソールが多いので、使いにくいと感じたら交換するのが良いと思います。
USBポートについて
G PROマウスのUSBポートは下記のようにG PRO 2とは異なっております。
マウス | USBポート |
---|---|
G PRO | Type-B(2.0) |
G PRO 2 | Type-C |
G PRO 2の方はType-Cにアップグレードされているので、Type-Cが良いという方はG PRO 2を検討するのがいいかと思います。
G PRO・G PRO 2マウスの重さ
こちらではG PRO・G PRO 2マウスの重さを紹介します。
実際に測ってみたので参考にしてみてください。
重量比較
マウス | 重量 |
---|---|
G PRO | 80g |
G PRO 2 | 80g |
無印のG PROマウスとG PRO 2は同じ80gです。重くなく軽くもない標準的な重量。現在軽量マウスを使っていない方なら問題なく移行できるかと思います。
軽いマウスが好きな方は上位モデルの『G PRO X SUPERLIGHT 2』がおすすめです。
G PROの実際の重量
G PROの実際の重量を測ってみましたが、79.8gとカタログスペックとほぼ同じでした。G PROは裏蓋があるので、外した状態にすれば77.39gと若干軽くできるので、少しでも軽くしたい方は裏蓋を外すのがいいでしょう。
G PROマウスの各持ち方
G PROマウスの各持ち方の感想を紹介します。
下記に簡単にまとめましたので、参考にしてみてください。
持ち方 | 感想 |
---|---|
かぶせ持ち | 個人的には良いが深く持つと自然と手首がう浮くので好みはありそう。 |
つかみ持ち | かなり持ちやすい。手首側が尻にフィットして安定して持てます。 |
つまみ持ち | お尻部分が手の平にフィットして持ちやすいです。 |
G PROマウスは左右対称で尻が高めという人気のデザインなので、基本的にはどの持ち方にも合うかと思います。ただ、かぶせ持ちの方で手首をマウスパッドに付けている方はG PROは尻が高めで自然と手首が浮きやすいので、好みがわかれるかと思います。
G PROマウスのリフトオフディスタンス
G PROマウスのリフトオフディスタンスを計測しました。
リフトオフディスタンスはマウスを浮かしセンサーが反応しなくなる距離です。
結果は下記の通りになりました。
・マウスパッドなし
・0.1mm~2.0mmのプレートを使い計測
【検証結果】
・0.9mm
マウスパッドによって誤差はあると思いますが、0.8~1mmくらいが普通なので、G PROマウスの0.9mmは標準的で使いやすいです。
環境によっては誤差があると思うので、参考程度にしてみてください。
G PROマウスのLEDライティング
G PROマウスはLEDライティングが搭載されております。
ロゴ部分にライティングがある
G PROマウスはロゴ部分にライティングがあり、ゲーミング感があってかっこいいです。最近のゲーミングマウスでは珍しいですよね。派手すぎずさりげないライティングが個人的には好みで、ライティング好きにもおすすめのマウスです。
オフにすることでバッテリーが伸びる
ライティングは不要という方は「G HUB」でオフにできます。オフにすることで以下のようにバッテリーの節約にもなります。
マウス | ライティングあり | ライティングなし |
---|---|---|
G PRO | 48時間 | 60時間 |
G PRO 2 | 60時間 | 95時間 |
デフォルトのライティングだと上記のようにバッテリーを節約可能です。ライティングパターンによって誤差はあると思いますが、オフにすることで結構節約できるので、G PROの充電回数を少しでも減らしたい方はオフにするのも検討しましょう。
G PROとG PRO 2マウスの違い
G PROとG PRO 2マウスの違いをまとめて知りたいという方もいると思うので、こちら簡単に違いを比較します。
スペック&性能の比較表
G PRO | G PRO 2 | |
---|---|---|
サイズ | 長さ125・幅63.5・高さ40mm | 長さ125・幅63.5・高さ40mm |
重量 | 80g | 80g |
ボタン | 5個 | 5個 |
センサー | HERO 25K | HERO 2 |
解像度 | 100~25600dpi | 100〜44000dpi |
最大加速 | 40G | 88G |
最大速度 | 400IPS | 888IPS |
ポーリングレート | 1000Hz | 1000Hz ※専用レシーバーで8000Hzまで可 |
接続方式 | LIGHTSPEEDワイヤレス | LIGHTSPEEDワイヤレス |
USBポート | Micro USB Type-B(2.0) | USB Type-C |
バッテリー | 48〜60時間 | 60〜95時間 |
電池 | – | |
カラー | ブラック | ブラック・ホワイト・ピンク |
直販価格 | 14,520円 | 19,360円 |
上記はG PROとG PRO 2の違いです。アップグレードされている箇所を赤色にしてあるので参考にしてみてください。
G PROからG PRO2の変更点
- センサー
┗HEROからHERO 2 - 解像度
┗100~25600dpiから100〜44000dpi - 最大加速
┗40Gから88G - 最大加速
┗400IPSから888IPS - ポーリングレート
┗1000Hzから最大8000Hz - USBポート
┗Type-B(2.0)からType-C - バッテリー
┗48〜60時間から60〜95時間 - カラー
┗ブラックからブラック・ホワイト・ピンク - 直販価格
┗14,520円から19,360円
上記の通り、G PROのライティングなどの良いところを残しつつ順当にアップグレードされていますので、お財布に余裕のある方はG PRO 2が良いのかなと個人的には思います。
G PROマウスは「G HUB」で設定可能
G PROマウスはロジクール製品なので「G HUB」で設定可能です。
「G HUB」はロジクールの公式サイトでダウンロードできるので、PCに入っていない方はインストールしておきましょう。
»「G HUB」のダウンロードはこちら
設定できる項目は下記の通りです。
- 設定①:感度
- 設定②:割り当て
- 設定③:ライティング
設定①:感度
G PROマウスの感度設定ができますので、好みで設定しましょう。またポーリングレートもこの画面で設定できます。無印G PROは最高1000Hz、G PRO 2は専用レシーバーがあれば最大8000Hzまで上げれるので、とりあえず最高まで上げておきましょう。
設定②:割り当て
キー割り当てもG HUBで可能です。
G PROマウスにはボタンが5個あり、全て自由に割り当てできます。
- コマンド
- キー
- アクション
- マクロ
- システム
こちらはG HUBが使えるマウス共通になり、上記を設定できます。僕はデフォルトでしか使ったことないですが、好みがある場合は設定しておきましょう。
設定③:ライティング
最後にLEDライティング設定です。
G PROマウスはライティングがあるので、こちらも設定できます。
ロゴ部分にライティングあり、こちらの色を変更可能。プライマリで好きな色を選択し、ロゴのタブでライティングタイプを設定できますので、好みで設定しましょう。
G PROマウスを約2年ほど使ってみた感想
G PROマウスを使ってみての感想をまとめます。
ザックリと感想を下記にまとめましたので、参考にしてみてください。
- 感想①:今でも愛用してる神マウス
- 感想②:80gの重さは個人的に好み
- 感想③:2年使っても壊れない耐久性
- 感想④:今から買うならG PRO 2一択
感想①:今でも愛用してる神マウス
沢山のマウスを持っていますが、1番使っているのがG PROマウスです。愛用している理由は下記の通り。
- 持ちやすい左右対称デザイン
- LEDがかっこいい
- 価格が安めでガツガツ使える
- ホイールがサラサラ系で好み
最大の理由は価格。1日中PCをやるので、2万以上の高級マウスをガツガツ使うのに抵抗があり、コスパのいいG PROを使っております。ゲームでもそのまま使うことが多いです。
ゲームによって使いわけてますが、FPSでも使うことがあるので、FPSプレイヤーの方でも余裕で使える性能だと思います。
感想②:80gの重さは個人的に好み
最近のゲーミングマウスは60g以下の軽いものが多く80gは重たくみえますが、個人的にはちょうどよく好きです。
80gが重そうと不安に感じる方は少し財布の紐を緩めて上位モデルのSUPERLIGHTを購入するのが、後悔がなく無難でしょう。
感想③:2年使っても壊れない耐久性
G PROマウスを2年以上使ってますが、不具合などは特になく耐久性は高いと思いました。
「ホイールが壊れやすい」「チャタリングが起きる」などの評判を見ますが、僕のG PROでは起こってないです。使用者が多いので、そういう口コミも増えるのかなと思います。
感想④:今から買うならG PRO 2一択
僕は無印のG PROを使っていますが、今から買うならG PRO 2一択かなと思います。
- 価格がほとんど変わらない
- Type-Cで使いやすい
- HERO 2センサーでポーリングレートが8000Hz
上記のようにType-Cになって性能も上がっているので、今から買うならG PRO 2かなと。特にどうでもいいという方は少しでも安い無印G PROで問題ないと思います。
G PROマウスの良い点・気になる点
最後にG PROマウスの良い点・気になる点をまとめます。
良い点
- 大人気マウスの安心感
- 2年以上持つ耐久性
- サイドボタンを自由に付け替え可能
- 左手持ちにも最適化されている
- ライトユーザーでも買いやすい価格
- G PRO2でさらに進化してる
気になる点
- 重さは感じないがトレンド的には重めの位置
最近のマウスは軽いものが多いので、現在G PROよりも軽いマウスを使っている方はG PROが80gありますので、そこだけ注意しましょう。
まとめ:圧倒的人気の万人向けゲーミングマウス
G PROマウスのレビューは以上になります。
価格的にも使いやすいマウスで、少し予算を上げればセンサーが最新のG PRO 2も選択肢に入るので、とりあえずG PROが欲しいけど予算は抑えたいという方におすすめのゲーミングマウスです。
G PRO | G PRO 2 | |
---|---|---|
サイズ | 長さ125・幅63.5・高さ40mm | 長さ125・幅63.5・高さ40mm |
重量 | 80g | 80g |
ボタン | 5個 | 5個 |
センサー | HERO 25K | HERO 2 |
解像度 | 100~25600dpi | 100〜44000dpi |
最大加速 | 40G | 88G |
最大速度 | 400IPS | 888IPS |
ポーリングレート | 1000Hz | 1000Hz ※専用レシーバーで8000Hzまで可 |
接続方式 | LIGHTSPEEDワイヤレス | LIGHTSPEEDワイヤレス |
USBポート | Micro USB Type-B(2.0) | USB Type-C |
バッテリー | 48〜60時間 | 60〜95時間 |
電池 | – | |
カラー | ブラック | ブラック・ホワイト・ピンク |
直販価格 | 14,520円 | 19,360円 |
当サイトは他にもゲーミングデバイスについて発信しているので、興味のある方は参考にしてみてください。