今回『SCYROX(サイロックス) V8』を購入したので紹介します。
これからゲーミングマウスを購入する方でSCYROX(サイロックス) V8を検討している方は多いと思いますが、性能・使用感などがわからず購入を悩んでいる方は多いはず。
そこで本記事ではSCYROX(サイロックス) V8の使用感などを徹底レビューします。
- SCYROX V8のスペック表&価格
- SCYROX V8の内容物
- SCYROX V8の外観・機能
- SCYROX V8の重さ
- SCYROX V8の各持ち方
- SCYROX V8のリフトオフディスタンス
- SCYROX V8の設定方法
- SCYROX V8の使ってみた感想
- SCYROX V8の良い点・気になる点
- まとめ
実際に撮影した写真を見せながらレビューしていきますので、これから『SCYROX(サイロックス) V8』を購入しようか迷っている方は参考にしてみてください。
SCYROX V8のスペック表&価格
SCYROX V8のスペックと価格を紹介していきます。サクッと確認できるように表を作成しましたので、参考にしてみてください。
スペック表
サイズ | 長さ118・幅63・高さ38mm |
---|---|
重量 | 36±3g |
ボタン | 6個 |
センサー | Pixart 3950 |
解像度 | 30000dpi |
最大加速 | 50G |
最大速度 | 750IPS |
ポーリングレート | 8000Hz |
接続方式 | ワイヤレス |
USBポート | USB Type-C |
バッテリー | 250mA(約40-50時間) |
電池 | – |
カラー | ブラック・ホワイト・イエロー |
直販価格 | 9,800円 |
※2025年4月12日時点の情報
価格
直販価格で9,800円です。
重量40g以下の超軽量でこの価格なので、ゲーミングマウスの中でもかなり安い部類に入ります。
各ショッピングサイトでの価格は下記の通りです。
サイト | 価格 |
---|---|
Amazon | 9,800円 |
楽天市場 | 9,800円 |
Yahoo!ショッピング | 9,800円 |
上記は2025年4月12日時点の価格になります。
セールや時期などで変動することもあるので、実際に確認してみてください。
SCYROX V8の内容物
SCYROX V8の内容物を紹介します。
上画像の通りですが、テキストでも紹介していきます。
- 本体
- ドングル
- TYPE-Cケーブル
- 形状別マウスソール2個
- 説明書
SCYROX V8は無線・有線どちらでも使えるので、ドングルとTYPE-Cケーブルが付属しています。付属品だけですぐに使えるので、追加で必要なものはないです。
また、SCYROX V8は形状別マウスソール2個付属しています。デフォルトでマウスソールは貼られていないので、好みのマウスソールの形状を選べるのが特徴です。
SCYROX V8の外観・機能
ここからはSCYROX V8の外観・機能を紹介します。箱も含めて撮影しましたので参考にしてみてください。
箱
SCYROX V8の箱は1万以下のマウスの中では、トップレベルの高級感のある化粧箱になっています。特徴的な箱で下画像のように真ん中からパカっと開くギミックになっています。
SCYROX V8のマウス本体の下にケーブルなどの同梱物が収納されています。箱の素材自体に高級感はないですが、演出含めてクオリティは高いと思います。
正面デザインについて
形状:左右対称
SCYROX V8の形状は左右対称です。人気マウスに似た左右対称デザインで、無難に使いやすい思います。国産ゲーミングマウスの「AIM1 時雨」にも近い形状で、最近流行っている尻が高めの左右対称マウスです。
サイズ感:小さめで掴みやすい
SCYROX V8のサイズは長さ118・幅63・高さ38mmと小さめサイズ。僕は長さ17cmくらいの手のサイズで小さめですが、それでも小さく感じます。軽くて小さいサイズなので、細かい操作がしやすく、視点移動が多いゲームに適していると思います。
クリック感:静音性が高く押しやすい
SCYROX V8のクリックは標準的な硬さで押しやすく、クリックの静音性は高いです。低めのクリック音なので、マイクにも入りにくいと思います。全体として心地いいクリック感で個人的に好みです。
ホイール:カクカク系で重さは標準
SCYROX V8のホイールはカクカク系なので、誤操作が起こりにくいタイプです。重さは標準的で少ない力でホイールを回せるので、癖がなく使いやすいホイールだと思います。ホイールクリックは少し硬めですが、尻高で前側が低い形状なので、押しやすくそこまで硬さ以上に押しやすいと感じました。
左右デザインについて
サイドボタン:2個
SCYROX V8のサイドボタンは左側に2個あります。ボタン面積は小さめですが、出っ張りがあるので、比較的押しやすいです。クリックの硬さは標準でカチッと押すタイプで、癖がなく使いやすいと思います。クリック音が少し大きめなのが、個人的に気になりました。
前側が低く、後側が高い尻高デザイン
横から見るとわかりやすいですが、SCYROX V8は前側が低く、後側の高い極端な尻高デザイン。サイズも小型の尻高形状で持ちやすいので、手が小さい方でも使いやすく「つかみ持ち」「つまみ持ち」の方に適したデザインとなっています。
左側のロゴ下にLEDランプを搭載
SCYROX V8のの左側のロゴ下にはLEDランプを搭載しています。こちらではdpi変更時の感度やバッテリーの残量を確認できるようになっているので、色を覚えたら結構便利です。
LEDランプ別の詳細情報
・赤:400
・青:800
・緑:1600
・白:3200
・黄緑:6400
【バッテリー残量】
・青:21〜100%
・紫:充電中
・赤:20%以下
背面デザインについて
センサー:Pixart 3950
SCYROX V8のセンサーはPixart 3950が搭載されています。高性能のセンサーで付属のドングルでポーリングレート8000Hzでるので、2025年現在では優秀なセンサーです。設定もブラウザ上でき、インストール不要なので使いやすいと思います。
電源スイッチ
センサー上側には電源スイッチがあります。SCYROX V8のバッテリー時間は公式で記載がないので不明ですが、短めなので、使わない時はオフにしておくと節約になります。電源スイッチは安っぽいですが、オンにした際は左サイドのランプで残量を確認できるので、結構優秀です。
dpi変更ボタン
センサーの下にはdpi変更ボタンがあります。こちらを押すことで、dpiを変更できます。具体的はdpiも左サイドのランプで確認可能。こちらのボタンは設定でdpi変更以外の割り当てにもできるので、dpiが固定の方は他のキーに変更すると利便性が上がると思います。
マウスソール:3~5個
SCYROX V8のマウスソールは上画像のようにデフォルトでは、何も付いていない状態です。下画像のように2種類のマウスソールが付属してるので、好みで貼り付けましょう。
大きいマウスソールは摩擦がかかりやすく、細かい操作がしやすいコントロール系。小さい方が摩擦が少なく、スピード重視の方に適したマウスソールとなっております。
前後デザインについて
SCYROX V8は左右対称なので、癖のない前後デザインになっております。
また、前側にはTYPE-CのUSBポートが搭載されています。付属のケーブルで有線としても使えますし、コンセントからでの充電できますので、適宜充電しておきましょう。
SCYROX V8の重さ
こちらではSCYROX V8の重さを紹介します。
上画像の通りですが、マウスソールなしとありの状態で計測したので、参考にしてみてください。
項目 | 重量 |
---|---|
公式 | 36±3g |
マウスソールなし | 39.21g |
マウスソールあり | 40.74g |
公式では36±3gとなっていますが、マウスソールなしで39gなので、36g以下にならないですね。実際にはマウスソールを付けて40gほどになるので、36gだと思って買うのは避けるべきかなと思います。
とはいえ、40gは超軽量の部類に入るので、軽いマウスが欲しくて1万で買えると思えば、コスパは超高いです。
SCYROX V8の各持ち方
SCYROX V8の各持ち方の感想を紹介します。下記に簡単にまとめましたので、参考にしてみてください。
持ち方 | 感想 |
---|---|
かぶせ持ち | 前側が低く、後ろ側が高いので、相性は悪め。 指とマウスの間に隙間ができやすくフィット感は少ないです。 |
つかみ持ち | 相性が良い。尻高の形状で自然とつかみ持ちになりますし、 サイズも小さいので、指の可動域が多く、細かい操作がしやすいです。 |
つまみ持ち | 前側が低いので、指先での操作がしやすく、使いやすいです。 |
SCYROX V8の前側が低い尻高形状はつかむ持ち方に最適化されているので、かぶせ持ちは好みがわかれると思います。個人的には合わないなと感じました。反対に指を使うつかみ持ちとつまみ持ちとは相性抜群なので、使ってみる価値ありです。
SCYROX V8のリフトオフディスタンス
SCYROX V8のリフトオフディスタンスを計測しました。
リフトオフディスタンスはマウスを浮かしセンサーが反応しなくなる距離です。
SCYROX V8は設定で3タイプのLODを設定できるのですが、実際に計ってみたら下記の通りになりました。
・マウスパッドなし
・0.1mm~2.0mmのプレートを使い計測
【検証結果】
・0.7mm設定:0.6mm
・1.0mm設定:0.8mm
・2.0mm設定:1.5mm
設定したLODよりも短くなる結果になりました。LODは短い方が良いとされているので、短くなる分には問題ないと思います。環境によっては誤差があると思うので、参考程度にしてみてください。
SCYROX V8の設定方法
次にSCYROX V8の設定方法を紹介しますので、参考にしてみてください。
専用ソフト「S-center」で設定可能
SCYROX V8は公式サイトからアクセスできる「SCYROX S-center」で設定可能です。
感度・キー割り当てなど細かく設定可能
「S-center」を開くと上画面のようなページになるので、こちらでSCYROX V8の設定ができます。英語なので、わかりにくいですが、主な設定項目は下記の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
左マウス画像 | マウスのキー割り当てが設定できる |
Macro | マクロの設定ができる |
Sensor setting | dpi・ポーリングレート・LOD・スリープ時間などの設定ができる |
High-Speed Mode | パフォーマンスの最大化(バッテリー減りがはやくなる) |
ざっくり上記が主に設定する項目になるのかなと思います。
この他にも「リップルコントロール」や「直線補正」などゲームに役立つ機能も搭載されているので、購入した方は試してみてください。
ブラウザの翻訳機能を使うとわかりやすい
「S-center」は日本語に対応していないのですが、ブラウザの翻訳機能を使うことで上画像のように日本語化できます。SCYROX V8を購入した方で英語でわかりにくいという方は試してみてください。
SCYROX V8の使ってみた感想
SCYROX V8を使ってみての感想をまとめます。ザックリと感想を下記にまとめましたので、参考にしてみてください。
- 感想①:サイズが小さく細かい操作がしやすい
- 感想②:尻高の形状でつかみ持ち、つまみ持ちがしやすい
- 感想③:軽量マウス界のコスパ最強デバイス
感想①:サイズが小さく細かい操作がしやすい
SCYROX V8はサイズが小さいマウスなので、指の可動域が広く、細かい操作がしやすいです。軽いマウスなので、細かい操作の安定感はないですが、サイズが小さいので上手くデメリットをカバーできていると感じました。
感想②:尻高の形状でつかみ持ち、つまみ持ちがしやすい
SCYROX V8は前側が低く、後側が高い尻高形状なので、自然と指先での操作になりやすく、つかみ持ち、つまみ持ちに適しています。僕自身がつかみ持ちなので、かなり使いやすいと感じました。
感想③:軽量マウス界のコスパ最強デバイス
SCYROX V8は36g±3と超軽量マウスでありながら、1万円以下とゲーミングマウスでも安い部類に入るので、格安で流行りの軽量マウスを使いたいって方にも最適なコスパ最強ゲーミングマウスです。
SCYROX V8の良い点・気になる点
最後にSCYROX V8の良い点・気になる点をまとめます。
良い点
- 1万円以下で36g±3の超軽量マウス
- つかみ持ち、つまみ持ちがしやすい尻高形状
- ブラウザ上で設定可能。しかも機能が多い
- マウスソールが2種類付属する
気になる点
- 特になし
まとめ:1万以下で約40gの尻高超軽量ゲーミングマウス
SCYROX V8のレビューは以上になります。
ゲーミングデバイス界隈では徐々に知名度が上がってきている、コスパ最強の軽量ゲーミングマウスです。Amazonで購入できるので、これから尻高形状で軽いゲーミングデバイスが欲しいという方は試してみる価値ありです。
サイズ | 長さ118・幅63・高さ38mm |
---|---|
重量 | 36±3g |
ボタン | 6個 |
センサー | Pixart 3950 |
解像度 | 30000dpi |
最大加速 | 50G |
最大速度 | 750IPS |
ポーリングレート | 8000Hz |
接続方式 | ワイヤレス |
USBポート | USB Type-C |
バッテリー | 250mA(約40-50時間) |
電池 | – |
カラー | ブラック・ホワイト・イエロー |
直販価格 | 9,800円 |
※2025年4月12日時点の情報
当サイトは他にもゲーミングデバイスに関して発信していくので、興味のある方は参考にしてみてください。