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Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 SEを徹底レビュー|廉価版だけど普通に高性能なコスパ最強モデル

今回Logicoolの『SUPERLIGHT 2 SE』を購入したので紹介します。

これからゲーミングマウスを購入する方でロジクールのSUPERLIGHT 2 SEを検討している方は多いと思いますが、性能・使用感などがわからず購入を悩んでいる方は多いはず。

そこで本記事ではSUPERLIGHT 2 SEの使用感などを徹底レビューします。

実際に撮影した写真を見せながらレビューしていきますので、これから『SUPERLIGHT 2 SE』を購入しようか迷っている方は参考にしてみてください。


SUPERLIGHT 2 SEのスペック表&価格

SUPERLIGHT 2 SEのスペックと価格を紹介していきます。サクッと確認できるように表を作成しましたので、参考にしてみてください。

スペック表

サイズ 長さ125・幅63.5・高さ40mm
重量 60g
ボタン 5個
センサー HERO 2
解像度 100~44,000dpi
最大加速 88G
最大速度 888IPS
ポーリングレート 最大8000Hz ※追加ドングル必要
接続方式 無線・有線
USBポート USB Type-C
バッテリー 約88時間
電池
カラー ブラック・ホワイト
直販価格 20,460円

※2025年11月12日時点の情報

価格

直販価格で20,460円です。ハイエンドマウスの安価モデルなので、ロジクールにしては安めです。各ショッピングサイトでの価格は下記の通りです。

サイト 価格
Amazon 20,460円
楽天市場 20,460円

上記は2025年11月9日時点の価格になります。
セールや時期などで変動することもあるので、実際に確認してみてください。

SUPERLIGHT 2 SEの内容物

SUPERLIGHT 2 SEの内容物を紹介します。
上画像の通りですが、テキストでも紹介していきます。

内容物

  • マウス本体
  • ワイヤレスレシーバー
  • USB A – Cケーブル
  • 説明書・保証書

SUPERLIGHT 2 SEの内容物は結構シンプルです。マウス本体とレシーバーとケーブル。後は説明書類になっております。安いモデルなので、グリップテープやソール付きの裏蓋などは付属しておりません。とはいえ、そこまで重要なポイントではないと思います。

マウスソールは保護されている

上画像のようにSUPERLIGHT 2 SEのマウスソールは透明なビニールで保護されていますので、梱包時にソールに傷が付くことはないです。

SUPERLIGHT 2 SEの外観・機能

ここからはSUPERLIGHT 2 SEの外観・機能を紹介します。箱も含めて撮影しましたので参考にしてみてください。

SUPERLIGHT 2 SEはいつものロジクールデザインの箱に入っています。箱には内容物やスペックなどが記載されています。

ただ、今回のモデルから上画像のように横から開くタイプになっています。安いモデルとしての差別化なのかは知りませんが、個人的にはこっちの方が開けやすくて好みです。

正面デザインについて

形状:左右対称

SUPERLIGHT 2 SEの形状は左右対称の王道シェイプ。初代SUPERLIGHTと同様の握り心地です。中型サイズながら手に馴染みやすく、かぶせ持ちからつまみ持ちまで幅広く対応。クセがなく移行もスムーズで、FPSでも直感的なエイムがしやすい印象でした。

サイズ感:標準的

SUPERLIGHT 2 SEのサイズは他シリーズと同じ長さ125mm・幅63.5mm・高さ40mmと標準的で、多くの手に自然に馴染みます。大きすぎず小さすぎないため扱いやすく、FPSでも細かなエイム操作がしやすいバランスです。

クリック感:SUPERLIGHT 2と同じで硬め

SUPERLIGHT 2 SEのクリックはSUPERLIGHT 2と同じLIGHTFORCEスイッチで、しっかりとした硬めの押し心地。応答性は高いものの、連打時には重さを感じる人もいそうです。SUPERLIGHT 2と比較すると、静音性はやや向上していますが、それでもクリック音は少し大きめで好みが分かれる印象でした。

ホイール:少し硬くなり、標準的になった

ホイールは、従来のSUPERLIGHT 2よりわずかに硬めで、標準的な重さに整えられた印象。柔らかすぎず適度な抵抗があるため誤操作が起きにくく、FPSでも安心して使えます。ただし従来の軽い回し心地が好みの人には少し重く感じるかもしれません。

左右デザインについて

サイドボタン:2個

SUPERLIGHT 2 SEのサイドボタンは左側に2つ配置され、しっかりした深めの押し込みが特徴。従来のSUPERLIGHT 2シリーズよりムニっとした感触が強く、誤操作しにくい一方で素早く連打したい人にはやや重たく感じるかもしれません。

デザイン:SUPERLIGHT 2と同じ形状

SUPERLIGHT 2 SEの左右デザインはSUPERLIGHT 2と同じ形状で、クセのない仕上がりで、指の収まりが自然です。サイド形状はフラット気味で扱いやすく、FPSの素早い持ち替えでも違和感がありません。

背面デザインについて

センサー:HERO 2

SUPERLIGHT 2 SEは最新のHERO 2センサーを採用し、最大44,000DPIの高精度な追従性を備えています。、FPSでの細かなエイム調整がしやすい点は大きな強みです。廉価版なので、ポーリングレートは1000Hzなのですが、専用レシーバーを追加で購入することで8000Hzまで上げれます。正直1000Hzで十分なので、ポーリングレートを気にしたことのない方はまずは1000Hzでプレイしてみるのが良いかと思います。

電源スイッチ

センサーの右側には電源ボタンがあります。
他シリーズと同様で、スライドさせるタイプでシンプルで使いやすいと思います。

マウスソール:3個

SUPERLIGHT 2 SEのマウスソールは3枚構成で、純PTFE製のため滑りがとてもなめらかです。大型ソールで適度な摩擦があり、60gの軽さでも細かなエイムが安定します。SUPERLIGHT 2はソール付きの裏蓋が付属しており、ソールを増やせましたが、SEは付属していないので、ここで差別化がされていますね。

レシーバーは蓋の中に収納できる

SUPERLIGHT 2 SEは、背面の裏蓋内部にレシーバーを収納できる仕様になっています。持ち運び時にレシーバーを失くしにくく、ケースなしでもスマートにまとまるのが便利です。使用頻度が高いFPSゲーマーにとっても扱いやすく、細かな部分まで配慮されたデザインだと感じました。

前後デザインについて

SUPERLIGHT 2 SEの前後デザインはシンプルで丸みがある形状。前方にはUSB Type-Cポートを搭載しております。

SUPERLIGHT 2 SEの重さ

こちらではSUPERLIGHT 2 SEの重さを紹介します。

項目 重量
公式 60g
デフォルト 59.71g
蓋なし 58.27g

公式重量は60gとなっており、実際に計すると59.71gとほぼ同じでした。、また、裏蓋を外すことで58.27gになり、約1gほど軽くなるので、少しでも軽く使いたい方は外して使うのも良いのかなと思います。

SUPERLIGHT 2 SEの各持ち方

SUPERLIGHT 2 SEの各持ち方の感想を紹介します。下記に簡単にまとめましたので、参考にしてみてください。

持ち方 感想
かぶせ持ち トップが高い形状で手に自然とフィットする。
手首が自然と浮くイメージ。
つかみ持ち 尻高形状なので、持ちやすく、相性抜群。個人的にかなり好み。
つまみ持ち サイドの窪みに指がフィットして、持ちやすい

※手の長さ約17cm

SUPERLIGHT 2 SEはSUPERLIGHT 2と同形状で、どの持ち方にも自然に馴染みます。

かぶせ持ちはトップが高いため、手のひらに自然とフィットします。つかみ持ちは尻上がりの形状が抜群の安定感を生みます。つまみ持ちでも側面の窪みが指を固定して操作しやすく、も扱いやすい印象でした。

SUPERLIGHT 2 SEのリフトオフディスタンス

SUPERLIGHT 2 SEのリフトオフディスタンスを計測しました。
リフトオフディスタンスはマウスを浮かしセンサーが反応しなくなる距離です。

結果は下記の通りになりました。

【検証環境】
・マウスパッドなし
・0.1mm~2.0mmのプレートを使い計測

【検証結果】
・高:1.7mm
・中:0.8mm
・低:0.5mm

上記のような結果となりました。

SUPERLIGHT 2 SEはLODを設定できるので、好みの距離を選択しましょう。特に拘りがない方はデフォルトの「中」で問題ないと思います。

LODの設定方法は後ほど紹介します。

SUPERLIGHT 2 SEの設定方法

SUPERLIGHT 2 SEはロジクール製品なので「G HUB」で設定可能です。

「G HUB」はロジクールの公式サイトでダウンロードできるので、PCに入っていない方はインストールしておきましょう。
»「G HUB」のダウンロードはこちら

設定できる項目は下記の通りです。

  • 設定①:感度
  • 設定②:LOD
  • 設定③:キー割り当て
  • 設定④:BHOPモード

設定①:感度

まずはSUPERLIGHT 2 SEの感度です。プリセットも用意されていますが、独自でカスタマイズもできます。

カスタマイズできる項目は下記の通りです。

  • レポートレート(ポーリングレート)の変更
  • 独自プリセット作成
  • DPIの変更
  • HEROセンサーキャリブレーション

「HEROセンサーキャリブレーション」は今使っているマウスと同じ感度に設定できる機能です。この機能により他マウスからスムーズに移行できます。

SUPERLIGHT 2 SEはレポートレートが1000Hzまでしか調整できないですが、追加レシーバーを購入すると8000Hzまで上げれます。

設定②:LOD

SUPERLIGHT 2 SEは感度の設定画面でLODの設定も可能。右上の方にある【詳細】にチェックを入れると設定画面が表示されます。

「高:1.7mm」「中:0.8mm」「低:0.5mm」から設定できますので、好みで設定しましょう。拘りがない方は「中」が標準的なのでそのままで問題なしです。

設定③:キー割り当て

キー割り当てもG HUBで可能です。
SUPERLIGHT 2 SEには5個のボタンがあり、下記の項目を割り当てできます。

  • コマンド
  • キー
  • アクション
  • マクロ
  • システム

こちらはG HUBが使えるマウス共通ですね。

SUPERLIGHT 2 SEでも同じように割り当てができるので、好みに設定しましょう。

設定④:BHOPモード

最近追加されたBHOPモード機能です。

こちらではスクロールの誤作動を防止する機能で、最初のスクロールイベントを無効化して誤作動を防止する機能。無効化時間などの秒数を調整できるので、好みで調整しましょう。

スクロールにジャンプを設定している方は誤操作が減るので、おすすめです。

SUPERLIGHT 2 SEの使ってみた感想

SUPERLIGHT 2 SEを使ってみての感想をまとめます。ザックリと感想を下記にまとめましたので、参考にしてみてください。

  • 感想①:軽量で高性能なのに安めの神マウス
  • 感想②:専用レシーバーでポーリングレート8000Hzだせる
  • 感想③:ほとんどの方はSEで満足できると思う

感想①:軽量で高性能なのに安めの神マウス

SUPERLIGHT 2 SEはロジクールの上位モデル、SUPERLIGHT 2の廉価版ですが、性能はほとんど変わらずで、軽量で高性能なマウスとなっています。

SUPERLIGHT 2との主な違いを下記にまとめました。

  • ポーリングレート
    →8000Hzから1000Hz
  • バッテリー
    →最大約95時間から最大約88時間
  • 付属品
    →グリップテープ、ソール付き裏蓋なし
  • カラー
    →マゼンタがなし

性能面ではポーリングレートとバッテリーのみの違いなので、そこまで気にする必要はないのかなと思います。

感想②:専用レシーバーでポーリングレート8000Hzだせる

SUPERLIGHT 2 SEはポーリングレートが8000Hzから1000Hzになっていますが、別売りの「PRO LIGHTSPEED RECEIVER」を購入することで、8000Hzまで上げれます。

なので、最悪こちらを追加購入すれば、SUPERLIGHT 2と同じ性能まで引き上げることができます。

感想③:ほとんどの方はSEで満足できると思う

SUPERLIGHT 2 SEは廉価版ですが、主な違いがポーリングレートとバッテリーのみで、そこまで大きな違いはないので、ほとんどの方はSUPERLIGHT 2 SEで満足できるのかなと思いました。

価格もSUPERLIGHT 2よりも約5,000円ほど安いので、かなりコスパは高いと思います。

SUPERLIGHT 2 SEの良い点・気になる点

最後にSUPERLIGHT 2 SEの良い点・気になる点をまとめます。

良い点

  • 60gと軽量で扱いやすい
  • HERO 2センサー搭載で高性能
  • 価格が通常版より約5,000円安い
  • 定番の形状で持ちやすい
  • クリック音が少し小さくなった

気にある点

  • 特になし

まとめ:廉価版だけど普通に高性能なコスパ最強モデル

SUPERLIGHT 2 SEのレビューは以上になります。

廉価場ですが、ポーリングレートとバッテリー時間以外がSUPERLIGHT 2と同じなので、デメリットを感じない方にとってはコスパが高くおすすめだと思います。

サイズ 長さ125・幅63.5・高さ40mm
重量 60g
ボタン 5個
センサー HERO 2
解像度 100~44,000dpi
最大加速 88G
最大速度 888IPS
ポーリングレート 最大8000Hz ※追加ドングル必要
接続方式 無線・有線
USBポート USB Type-C
バッテリー 約88時間
電池
カラー ブラック・ホワイト
直販価格 20,460円

当サイトは他にもゲーミングデバイスに関して発信していくので、興味のある方は参考にしてみてください。