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AIM1 時雨を徹底レビュー|尻高で約45gの国産ゲーミングマウス

今回AIM1のゲーミングマウス『時雨』を提供していただいたので紹介します。

これからゲーミングマウスを購入する方でAIM1の時雨を検討している方は多いと思いますが、性能・使用感などがわからず購入を悩んでいる方は多いはず。

そこで本記事ではAIM1 時雨の使用感などを徹底レビューします。

実際に撮影した写真を見せながらレビューしていきますので、これから『時雨』を購入しようか迷っている方は参考にしてみてください。


AIM1 時雨のスペック表&価格

時雨のスペックと価格を紹介していきます。
サクッと確認できるように表を作成しましたので、参考にしてみてください。

スペック表

サイズ 長さ122・幅61・高さ40mm(約)
重量 約45g
ボタン 5個
センサー PAW3395
解像度 100〜26000dpi
最大加速 50G
最大速度 650IPS
ポーリングレート 8000Hz(有線&無線)
接続方式 ワイヤレス
USBポート USB Type-C
バッテリー 80時間(1000Hz時)
カラー ブラック・ホワイト
直販価格 14,980円

※2025年2月14日時点の情報

価格

直販価格で14,980円です。軽さ約45g、ポーリングレート8000Hzを考慮するとゲーミングマウスとしては安めの価格かと思います。

各ショッピングサイトでの価格は下記の通りです。

サイト 価格
Amazon 14,980円
公式サイト 14,980円

上記は2025年2月14日時点の価格になります。

セールや時期などで変動することもあるので、実際に確認してみてください。

AIM1 時雨の内容物

AIM1 時雨の内容物を紹介します。
上画像の通りですが、テキストでも紹介していきます。

  • 時雨本体
  • 8K対応ドングル
  • TYPE-Cケーブル
  • マウスソール
  • 説明書

時雨本体、ドングル、ケーブルが本体カラーの白なので、統一感があっていいですね。ケーブルも布巻きで質感も高く高級感があります。

また時雨には替えのマウスソールが付属しております。同じ形のマウスソールは現状販売されてないので、純正品が付属するのは、地味に嬉しいです。

AIM1 時雨の外観・機能

ここからは時雨の外観・機能を紹介します。
箱も含めて撮影しましたので参考にしてみてください。

時雨の箱は縦長のコンパクトな化粧箱のようなデザインが特徴。正面には時雨のデザインと背面には取扱説明が記載されています。AIM1らしいシンプルなデザインでお洒落ですね。

正面デザインについて

形状は左右対象

時雨の形状は左右対称となっています。癖の少ない左右対称デザインなので、左右対称を使っていない方も乗り換えしやすいと思います。

小さすぎないサイズ感

時雨のサイズは小柄ですが、小さすぎず使いやすいサイズ感です。長さ122・幅61・高さ40mmと他社の定番マウスに近いサイズ感なので、僕も最初から違和感なく使えました。

クリック感:カチッと押せて静音性が高い

時雨のクリックはカチッと押せて静音性が高いです。クリックの重さは普通レベルで、メカニカルのようなクリックでカチッと押した感覚があります。なので時雨は静音性が高く、クリック感もあり質感のいいクリックだと思います。

ホイール:カクカク系で重さは標準

時雨のホイールはカクカク系。しっかり回した感覚があるタイプで、重さも普通レベルで使いやすいと思います。ホイールクリックも標準的な硬さ。尻高でホイールが低い位置にあるので、ホイールクリックも押しやすいです。

左右デザインについて

サイドボタン:2個

時雨は左側にサイドボタンが2個あります。縦幅が少し大きめのサイドボタンで押しやすいと思いました。またボタンの厚みもあり、角も尖っているので、どの持ち方でも押しやすいサイドボタンだと思います。

流行りの尻高で握りやすい

横からだとわかりやすいですが、時雨はかなりの尻高マウス。最近増えてきた形状ですが、前側が低いためマウスを手で包み込むようなフィット感があります。時雨は愛用者が多い尻高形状なので、気になっている方も、これを機に試してみるのがいいかもです。

背面デザインについて

センサー:PAW3395

時雨のセンサーはPixArt社のPAW3395を搭載しております。高性能なセンサーで正確なトラッキングが可能です。dpiなどの設定は専用のソフトウェアで変更できます。設定方法は後ほど紹介しますので、そちらを参考にしてみてください。

電源スイッチ

時雨のセンサーの左側には電源スイッチがあります。地味ですが窪みが大きくオンオフがしやすいです。時雨はバッテリーの劣化を防止するために、不使用時の電源オフを推奨しているので、長時間使用しない場合は電源オフにしておきましょう。

マウスソール3個

時雨のマウスソールは3個。センサー部分と前側・後側にあります。滑りは標準的で使いやすいと思いました。後側には半月形のマウスソールを採用しており、沈み込みが少なく安定した滑走が可能です。替えのマウスソールも付属してるので、安心ですね。

前後デザインについて

後側にはAIM1のロゴ

画像で伝わらないですが、時雨は後側の下部の黒い部分に「AIM1」の文字が刻印されています。正面などにロゴなどがないミニマルなデザインでお洒落ですが、しれっとロゴが隠れてるのがいいですね。

USBポート:Type-C

時雨のUSBポートはType-Cです。最近の主流なので、使いやすいと思います。また付属のケーブルですが、下画像のように先端に角度が付いているのが特徴です。

ケーブルの先端に角度があるので、ゲーム中の充電でもマウスパッドに干渉しにくいデザインです。マウスバンジーを使うことでさらに快適になると思います。時雨は付属品など細かい部分まで拘っていて拘りを感じますね。

AIM1 時雨の重さ

こちらでは時雨の重さを紹介します。
上画像の通りですが、カタログの重さと若干違うので参考にしてみてください。

項目 重量
公式 約45g
実測 47.24g

公式スペックでは約45gですが、実際に測ると47.24gという結果でした。時雨は軽量マウスなので2gの差は全く感じませんが、正確な重量が知りたい方は参考にしてみてください。

AIM1 時雨の各持ち方

時雨の各持ち方の感想を紹介します。
下記に簡単にまとめましたので、参考にしてみてください。

持ち方 感想
かぶせ持ち 尻高で前側が低いので若干手首が浮き個人的に好み
つかみ持ち 尻高なので相性抜群。手首側が尻にフィットするので安定する
つまみ持ち サイド中央に少しくびれがあり、そこに親指がフィットして安定する

僕は長さ17cmくらいの手のサイズですが、すべての持ち方で不満を感じる箇所はなかったです。かぶせ持ちの方は尻高の影響で自然と手首が浮くと思うので、普段手首をマウスパッドに付けている方は慣れが必要かと。つかみ持ちとは一番相性がよく、つまみ持ちも個人的に尻高部分に手がフィットして持ちやすいと感じました。

AIM1 時雨のリフトオフディスタンス

時雨のリフトオフディスタンスを計測しました。
リフトオフディスタンスはマウスを浮かしセンサーが反応しなくなる距離です。

時雨は「1mm」「2mm」で選択できるのですが、実際に計測してみました。

【検証環境】
・マウスパッドなし
・0.1mm~2.0mmのプレートを使い計測

【検証結果】
・1mm設定:0.9mm
・2mm設定:1.8mm

計測環境やマウスソールの高さなどで変動すると思いますが、時雨のLODは1mm設定だと0.9mm、2mm設定だと1.8mmという結果でした。

0.9mmは標準的なLODなので使いやすいと思います。専用のソフトウェアで選択できますので、好みのLODを選択しましょう。デフォルトでは1mmの設定になっていました。

AIM1 時雨の設定方法

時雨はブラウザで操作できる専用ソフトウェアで設定できます。リンクを貼っておきますので、既に購入している方は下記リンクからどうぞ。
»時雨の専用Webソフトウェアはこちら

設定できる項目は下記の通りです。

  • 設定①:クリック
  • 設定②:感度
  • 設定③:マクロ

設定①:クリック

時雨のクリック設定ができます。主な設定項目は「キー割り当て」「ボタン応答時間」です。ボタン応答時間はデフォルトでは最速の0msになっておりましたが、2重クリックなどバグが起きる場合は変更できるので、環境に合わせて調整しましょう。

設定②:感度・センサー

時雨の感度・センサーの設定もできます。主な設定項目は下記の通りです。

  • DPI
  • ポーリングレート
  • LOD(リフトオフディスタンス)
  • フルパワーモード
  • リップルコントロール
  • 直線補正
  • モーションシンク

基本的な感度の設定から、リップルコントロールや直線補正などの機能もあるので、好みで設定しましょう。

設定③:マクロ

時雨はキーボード側のマクロ設定ができます。基本的にキーボード側にもマクロ設定のソフトがある場合が多いので、使うことはあまりないのかなと思いました。

AIM1 時雨を使ってみた感想

時雨を使ってみての感想をまとめます。
ザックリと感想を下記にまとめましたので、参考にしてみてください。

  • 感想①:持ちやすくデザイン性も高い
  • 感想②:トップクラスの軽さ
  • 感想③:国産で購入しやすい価格

感想①:持ちやすくデザイン性も高い

時雨はほどよく小さいサイズで、尻高の形状ということもあり、最近の持ちやすいマウスの特徴を詰め込んだスペック。ポーリングレートが8000Hzなのも強いですね。またロゴなどの装飾がないミニマルデザインで高級感も感じます。カラーもブラック・ホワイトと2色あるので、デザイン性が高く良いマウスだと思いました。

感想②:トップクラスの軽さ

時雨は重量が約45gとトップクラスの軽さを持つゲーミングマウスです。最近は軽さが正義みたいな感じですが、時雨の重量は普段60~80gのマウスを使ってる方でも移行しやすいと思いました。これから軽量マウスを使ってみたいという方にも最適だと思います。

感想③:国産で購入しやすい価格

時雨は国産メーカーのAIM1が販売する初めてのゲーミングマウスで、価格も買いやすく注目されており、買うなら絶好のタイミングだと思います。ゲーミングデバイス界隈で勢いのある国産メーカーなので、今後のデバイスにも注目ですね。

AIM1 時雨の良い点・気になる点

最後に時雨の良い点・気になる点をまとめます。

良い点

  • ほどよく小さく使いやすい
  • 約45gとトップクラスの軽さ
  • 流行りの尻高形状でも持ちやすさ抜群
  • ミニマルなデザインで高級感がある
  • ポーリングレート最大8000Hz
  • 約1.5万と価格以上のスペック
  • ブラック・ホワイトの2色展開
  • 国産メーカーという安心感

気になる点

  • 特になし

気になる点は特にないですね。軽量マウスに抵抗がないという方は時雨は価格以上のスペックとデザイン性があるので、個人的にかなりおすすめできるマウスです。

まとめ:尻高で約45gの国産ゲーミングマウス

時雨のレビューは以上になります。

勢いのある国産メーカーAIM1の初ゲーミングマウスでコスパが高く、デザイン・性能も優れているので、気になっている方は試してみる価値ありです。

サイズ 長さ122・幅61・高さ40mm(約)
重量 約45g
ボタン 5個
センサー PAW3395
解像度 100〜26000dpi
最大加速 50G
最大速度 650IPS
ポーリングレート 8000Hz(有線&無線)
接続方式 ワイヤレス
USBポート USB Type-C
バッテリー 80時間(1000Hz時)
カラー ブラック・ホワイト
直販価格 14,980円

当サイトは他にもゲーミングデバイスについて発信しているので、興味のある方は参考にしてみてください。