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Razer BlackShark V3 Proを徹底レビュー|FPS含め全ゲームで最強な高性能ゲーミングヘッドセット

今回Razer様から『BlackShark V3 Pro』をご提供いただいたので紹介します。

これからゲーミングヘッドセットを購入する方でRazer BlackShark V3 Proを検討している方は多いと思いますが、性能・使用感などがわからず購入を悩んでいる方は多いはず。

そこで本記事ではRazer BlackShark V3 Proの使用感などを徹底レビューします。

実際に撮影した写真を見せながらレビューしていきますので、これから『Razer BlackShark V3 Pro』を購入しようか迷っている方は参考にしてみてください。


BlackShark V3 Proのスペック表&価格

BlackShark V3 Proのスペックと価格を紹介していきます。サクッと確認できるように表を作成しましたので、参考にしてみてください。

スペック表

タイプ 両耳オーバーヘッド型
重量 380g
ドライバ 第2世代 Razer TriForce バイオセルロース 50mm
マイク Razer HyperClear フルバンド 12mm
ANC ハイブリッド型アクティブノイズキャンセリング
接続方式 有線・無線
USBポート USB Type-C
バッテリー 70時間
カラー ブラック・ホワイト・Xboxカラー
直販価格 40,780円

※2025年9月15日時点の情報

価格

直販価格で40,780円です。Razer最高性能のヘッドセットなので、価格は高め。評判も良いシリーズですので、価格は高いですが利用者が多い印象です。

各ショッピングサイトでの価格は下記の通り。

サイト 価格
Amazon 40,780円
楽天市場 40,780円

上記は2025年9月15日時点の価格になります。

セールや時期などで変動することもあるので、実際に確認してみてください。

BlackShark V3 Proの内容物

BlackShark V3 Proの内容物を紹介します。
上画像の通りですが、テキストでも紹介していきます。

  • 本体
  • 着脱式マイク
  • ドングル
  • 3.5mm to Type-Cケーブル
  • USB Type-A to C ケーブル
  • ステッカー
  • 説明書

BlackShark V3 Proのマイクは着脱できるので、別で付属しております。またType-Aと3.5mmのケーブルも付属しているので、ほとんどのデバイスで使用できるかと。後はドングルも付いているので、無線でも使用可能です。

後はRazerのステッカーと説明書が入っておりました。

BlackShark V3 Proの外観

ここからはBlackShark V3 Proの外観について紹介します。箱も含めて撮影しましたので参考にしてみてください。

BlackShark V3 Proはヘッドセットということもあり、大きいサイズの化粧箱となっております。普通に高級感があり、この時点で満たされますね。箱にはスペック・内容物などが英語で記載されております。

また、梱包もかっこよく上画像のように綺麗にされており、流石高級ヘッドセットですね。

前側デザインについて

ドライバ:第2世代 Razer TriForce バイオセルロース 50mm

BlackShark V3 Proのドライバは「第2世代 Razer TriForce バイオセルロース 50mm」を搭載。自然でパワフルなサウンドを特徴としており、足音など細かい音までしっかり聞けます。また専用ソフトSynapseで細かい設定ができるので、好みに音に調整も可能です。

マイク:Razer HyperClear フルバンド 12mm

BlackShark V3 Proのマイクは「Razer HyperClear フルバンド 12mm」を搭載。単一指向性のマイクなので、周囲の音を拾いにくいマイクとなっております。また着脱式なので、不要な方は取り外しできます。

質感:マットなプラスチック素材

BlackShark V3 Proの素材はプラスチック素材ですが、安っぽさはなくマット質感で手触りが良いです。皮脂なども付きにくく、質感のいいヘッドセットだと思います。

後側デザインについて

クッション性・遮音性・通気性が高い

BlackShark V3 Proは「ハイブリッドメモリーフォーム イヤークッション」というクッションを採用しており、柔らかくクッションが高い。また遮音性・通気性も高いので、周囲の音も聞こえにくく、圧迫感もないので、長時間の使用もしやすいと感じました。

フィット感:強い

BlackShark V3 Proのフィット感は強いです。回転式のイヤーカップを採用しているので、頭の形に合わせて自然とフィットします。

側圧:最初は若干強めに感じた

BlackShark V3 Proの側圧は若干強めだなと思いました。遮音性を高くするためには仕方なしだとは思いますが、慣れるまで少し強く感じました。頭の大きさに合わせて徐々に弱くなってるんですかね。しばらく使うと違和感がなくなってきました。

上側デザインについて

BlackShark V3 Proの上側にはRazerの文字が刻印されております。ここの素材は合皮のような皮系の素材が使われています。爪とかで引っ掻くと傷ができそうなので、注意が必要かもです。

左右デザインについて

調整幅が広く自然とフィットする

BlackShark V3 Proは調整幅が広いのと、装着する時に自然との伸縮するようになっているので、意識しなくても良い感じにフィットするなと感じました。

プレートは着脱でき交換可能

Razerのロゴが入っているプレート部分は上画像のように着脱可能な「マグネット式フェースプレート」を採用しております。こちらは他プレートとも交換して個性を出せますし、専用のデザインプレートも販売されるとのことなので、BlackShark V3 Proは個性もだせるヘッドセットとなっています。

BlackShark V3 Proの接続方法&互換性

こちらではBlackShark V3 Proの接続方法&互換性について紹介します。

接続方法

  • ドングル接続
  • Bluetooth
  • 有線接続

互換性

  • Windows
  • Mac
  • iOS
  • Android
  • PS5・PS4
  • Xbox
  • Switchなど

PCなどで使用する場合は付属ドングルで低遅延での無線接続が可能です。また、Bluetoothや有線接続にも対応しております。「3.5mm to Type-Cケーブル」「USB Type-A to C ケーブル」も付属しているので、基本的には別に何も用意せずに使用できるかと思います。

BlackShark V3 Proの重さ

こちらではBlackShark V3 Proの重さを紹介します。

項目 重量
公式 380g
マイクなし 368,59g
マイクあり 383,25g

BlackShark V3 Proは着脱式マイクなので、付けるかどうかで重量が変わります。とはいえ公式重量にある通り、380gあるので慣れるまでは重たく感じると思います。

まぁ高性能なゲーミングヘッドセットは300g以上のデバイスが多いので、ヘッドセットを使うならこの重量に慣れるしかないですね。

BlackShark V3 Proの各ボタン機能

次にBlackShark V3 Proの各ボタンの機能を紹介します。
簡潔にまとめましたので、参考にしてみてください。

左側の機能

項目 機能説明
音量ダイアル 音量調整ダイアル。
回すことで音量を調整できます。
マイクミュートボタン マイクのミュートを切替できるボタンです。
電源ボタン 長押しで電源のオンオフができます。
横にインジケータもあり、充電状態を確認できます。
USB Type-Cポート 充電・有線接続で使用するポートです。
マイクポート マイクを繋げるポート
画像では隠れてしまっていますm(__)m

右側の機能

項目 機能説明
SmartSwitch ボタン 単押しでEQ切替、2回押しでBluetoothモードに切替など。
ホイール ゲーム音量・チャット音量の調整ができます。
ANCボタン ハイブリッド型アクティブノイズキャンセリングの切替ができます。

ザックリとまとめました。より細かい操作方法を知りたい方は「マスターガイド」に詳しく説明がされているので、確認してみてください。

機能が多いので完全に使いこなすには時間がかかりそうだなと思いました。

BlackShark V3 Proのマイク音質&ANC

こちらではBlackShark V3 Proのマイク音質とANCについて紹介しますので、気になっている方は参考にしてみてください。

マイク音声の比較

BlackShark V3 Pro

オーディオテクニカ AT2035

流石にオーディオミキサーを使用したマイクには劣りますが、ゲームチャットなどをするには十分な性能だと思います。

こちらはデフォルト設定ですが、BlackShark V3 Proは専用ソフトでマイク音声を調整できるので、拘りがある方は購入後に調整しましょう。

ハイブリッド型アクティブノイズキャンセリング

Razer公式に掲載されている音声を引用しております。

BlackShark V3 ProにはANC(ノイズキャンセリング)が搭載されており、周囲の音声を遮断できます。下記でどのくらい違いがあるのか、確認できるので参考にしてみてください。

ハイブリッド型 ANC: オフ

環境認識モード

ハイブリッド型 ANC: オン

オフの状態でも遮音性が高いですが、ANCをオンにすることで大幅にカットできます。実際に使用しましたが、生活音レベルは結構遮断できました。また、環境認識モードで反対に、周囲の音を聞くこともできるので、かなり高性能だと思います。

BlackShark V3 Proの設定方法

次にBlackShark V3 Proの設定方法をザックリと紹介します。

  • 設定①:サウンド
  • 設定②:エンハンスメント
  • 設定③:マイク
  • 設定④:電源
  • 設定⑤:デモ

Razer製品は専用ソフト「Synapse」で設定できますので、ダウンロードしてしていない方は導入しておきましょう。

またスマホアプリでも設定ができますので、PCがない方でも設定可能です。

設定①:サウンド

まずはサウンド設定です。
こちらはBlackShark V3 Proで聞く音の調整ができます。

初期でゲームなど用途別でプリセットがあるので、こちらを切り替えるだけでも音がすごい変わります。「Eスポーツ」のプリセットはVALORANTに最適化されており、足音が聞きやすいプリセットになっています。

また、1からEQを設定することもできるので、自由度は高いです。

ゲームプロファイル機能では、ゲーム毎にプリセットを登録でき、ゲーム中は自動的にそのプリセットが適用されるので、こちらも結構便利。右側の音量はミキサーですね。シンプルに音量やゲーム音とチャット音の比率を調節したりできます。

設定②:エンハンスメント

エンハンスメインではBlackShark V3 ProのEQ以外の部分の調整ができます。下記に設定項目をまとめました。

機能 内容
超低レイテンシー 超低遅延にするかどうか。
FPS・音ゲーなどで有効ですが、バッテリー消費が多くなるので、バッテリー重視の方はオフでもいいかも。
ANC ノイズキャンセリング・環境認識の調整。
各機能のレベルを設定できます。基本的に全てMAXでいいのかなと。
インコールオーディオミックス 2.4GHzとBluetoothで同時ペアリングしてる場合の設定。
例えばPCとスマホを同時接続してる際に、スマホから着信があった場合の音量を調整できます。
オーディオ強化 「音の正規化」「低音ブースト」「音声明瞭化」の設定が可能。
ゲームの足音を聞きやすくしたり、低音を上げたり、声をはっきりさせたりと設定できる。

ザックリと上記にまとめました。ソフト側にも説明があるのと、直感的に操作できるので色々試してみると面白いと思います。

設定③:マイク

こちらではBlackShark V3 Proのマイク設定ができます。下記に各機能をまとめました。

機能 内容
マイク マイクの音量調整
マイク強化 マイク音声を調整できます。
各プリセットで音質を変更可能。個人的にはデフォルトのオフが好みです。
マイクイコライザー マイクEQの調整ができます。
初期プリセットでも十分ですが、自由に調整も可能です。
マイクモニタリング 自分の声をヘッドフォンで聴くかどうかの設定です。

デフォルトでも普通に音質が良いですが、細かい調整ができます。マイク音量や自分の声を聴こえるようにしたいという機能もあるので、結構細かいところまで手が届きます。

設定④:電源

電源ではBlackShark V3 Proのドングルにあるインジケーターの設定、電源の自動オフの時間を設定できますので、こちらも購入時に好みのものに設定しておきましょう。

設定⑤:デモ

デモ音声を聴けるので、設定した音などをこちらで聴くことができます。ソフトウェア上で設定から確認までできるので、こちらも地味に便利だと思いました。

BlackShark V3 Proを使ってみた感想

BlackShark V3 Proを使ってみての感想をまとめます。ザックリと感想を下記にまとめましたので、参考にしてみてください。

  • 感想①:自由度が高く、FPSにも最適な音質
  • 感想②:指向性が高くクリアな音質
  • 感想①:質感と付け心地が優秀

感想①:自由度が高く、FPSにも最適な音質

BlackShark V3 Proの音質はゲーミング用途に最適化されていて、FPSプレイヤーには特に刺さる仕上がりです。

音質のポイントをまとめると下記の通りです。

  • 足音やリロード音など小さな音がクリアに聴こえる
  • 定位感が正確で敵の方向を直感的に把握できる
  • 中高音域がクリアで解像度が高い
  • 低音は抑えめで競技性重視のチューニング
  • THX Spatial Audioでサラウンド表現も可能

全体的にはフラット寄りで、ゲーム内の重要な音を逃さないチューニングです。低音の迫力はやや控えめなので映画やシネマティックなRPGでは物足りなさを感じる場合もありますが、EQで調整すれば十分カバー可能です。

PCではTHX Spatial Audioを使うことで上下方向も含めた立体感のあるサウンドを楽しめ、PS5やXboxでもそれぞれの3Dオーディオ規格に対応しています。競技シーンでも没入感重視のプレイでも、幅広いシチュエーションに対応できる音質だと思います。

感想②:指向性が高くクリアな音質

BlackShark V3 Proのマイク性能はFPSなどのチームプレイに必要なクリアなボイスチャットを重視した設計になっています。

  • 12mmの大型カプセルを採用した着脱式マイク
  • 48kHz対応で声が自然で明瞭
  • 指向性が高くノイズを抑えてくれる
  • イコライザーやノイズリダクションをソフトで細かく調整可能

実際に使ってみると、VCでの声はこもらずはっきり届きます。

不要な環境音を拾いにくいので、チーム戦でも安心して報告できます。専用マイクには及ばないものの、ゲーミングヘッドセットとしてはトップクラスのクオリティです。FPSで味方と連携する際、非常に信頼できるマイクだと感じました。

感想①:質感と付け心地が優秀

Razer BlackShark V3 Proの質感と付け心地は、ゲーミングヘッドセットらしい頑丈さと快適さを両立しています。

  • 金属フレームを採用しており耐久性が高い
  • マットな質感で安っぽさがない
  • イヤーパッドは低反発フォームで耳をしっかり包み込む
  • 側圧はやや強めだが、長時間プレイでも疲れにくい
  • プレートは着脱可能でカスタマイズ性もある

実際に装着すると380gと決して軽量ではありませんが、ヘッドバンドとイヤーパッドのクッションがしっかりと重さを分散してくれるので快適です。

密閉感と通気性のバランスも良く、FPSの長時間プレイでも集中力を保つことができます。デザインもシンプルですが、ゲーミングらしさがあり、質感の高さと快適さを両立したヘッドセットだと感じました。

さらに、フェイスプレートは磁石で着脱できる仕様なので、好みに合わせてプレートを交換できるのも魅力です。

BlackShark V3 Proの良い点・気になる点

最後にRazer BlackShark V3 Proの良い点・気になる点をまとめます。

良い点

  • 50mmドライバー採用で足音などの定位感が抜群
  • THX Spatial Audioが神でゲームへの没入感がすごい
  • 2.4GHzワイヤレスで遅延が非常に少ない
  • 装着感が快適で長時間プレイでも疲れにくい
  • マイク音質がクリアでVCに最適、カスタマイズも可能
  • プレートが着脱可能でデザイン性もある

気になる点

  • 重量が380gと少し重め
  • 価格が高めでカジュアルゲーマーには手が出しづらい

まとめ:FPS含め全ゲームで最強な高性能ゲーミングヘッドセット

Razer BlackShark V3 Proのレビューは以上になります。

価格は高めですが、足音などしっかり聞こえるクリアな音質と高性能なマイクを搭載しておりますので、とにかく高性能でかっこいいヘッドセットが欲しいという方は選択肢にはいるデバイスだと思いました。

タイプ 両耳オーバーヘッド型
重量 380g
ドライバ 第2世代 Razer TriForce バイオセルロース 50mm
マイク Razer HyperClear フルバンド 12mm
ANC ハイブリッド型アクティブノイズキャンセリング
接続方式 有線・無線
USBポート USB Type-C
バッテリー 70時間
カラー ブラック・ホワイト・Xboxカラー
直販価格 40,780円

当サイトは他にもゲーミングデバイスに関して発信していくので、興味のある方は参考にしてみてください。