今回FIFINE様から『AmpliGame SC3』を提供していただいたので紹介します。
これからオーディオインターフェイスを購入する方でFIFINE AmpliGame SC3を検討している方は多いと思いますが、性能・使用感などがわからず購入を悩んでいる方は多いはず。
そこで本記事ではFIFINE AmpliGame SC3の使用感などを徹底レビューします。
- AmpliGame SC3の価格
- AmpliGame SC3の内容物
- AmpliGame SC3の機能・性能
- AmpliGame SC3のライティングについて
- AmpliGame SC3のゲーム・配信向けの使い方
- AmpliGame SC3の音質
- AmpliGame SC3を使ってみた感想
- AmpliGame SC3の良い点・気になる点
- まとめ
実際に撮影した写真を見せながらレビューしていきますので、これから『FIFINE AmpliGame SC3』を購入しようか迷っている方は参考にしてみてください。
FIFINE AmpliGame SC3の価格
FIFINE AmpliGame SC3の直販価格で7,299円~7,499円です。
色によって価格が変わり、ブラックの方が少し安いです。オーディオインターフェイスとしては格安の部類で、コスパが高く人気の製品です。
各ショッピングサイトでの価格は下記の通りです。
上記は2025年7月12日時点の価格になります。
セールや時期などで変動することもあるので、実際に確認してみてください。
FIFINE AmpliGame SC3の内容物
FIFINE AmpliGame SC3の内容物を紹介します。
上画像の通りですが、テキストでも紹介していきます。
- AmpliGame SC3本体
- USB Type-A to C ケーブル
- 3.5mmオーディオケーブル
- 説明書
FIFINE AmpliGame SC3は使用できる最低限の内容物となっています。
説明書も付属しており、なんと全て日本語なので、びっくりしました。各端子の説明など書かれているので、何となく理解できると思います。
FIFINE AmpliGame SC3の機能・性能
ここからはFIFINE AmpliGame SC3の外観・機能を紹介します。箱も含めて撮影しましたので参考にしてみてください。
箱
FIFINE AmpliGame SC3はコンパクトな箱に梱包されています。価格の割にしっかりした箱ですね。スペックやら内容物が英語で記載されております。
正面について
素材:プラスチック
FIFINE AmpliGame SC3の素材はプラスチックですが、マットな素材で質感もよく安っぽさを感じないビルドクオリティとなっております。
各ボタンの説明
ボタン | 説明 |
---|---|
48V | 48ファンタム電源 |
ELECTRIC | 声のトーンを変更できる機能 |
CUSTOM A/B/C/D | 音声を登録して自由に流せる機能 |
CHANGE VOICE | 6段階でボイスチェンジができる機能 |
太陽ボタン | ライティングパターンを変更できる機能 |
シンプルな機能で直感的で使いやすいです。
「ELECTRIC」で声のトーンを変えられたり、「CUSTOM」で録音した音声を自由に流れたり、ボイスチェンジャーがあったりと配信向けの機能も多くあるので、普通に楽しめるオーディオインターフェイスかと思います。
ボイスチャンジャーとかも友達とゲームする時にネタで使ったりできそうで、ゲーマーの方にもおすすめできる製品だと思いました。
各チャンネルの説明
チャンネル | 説明 |
---|---|
MIC | マイク音量の調整。下ボタンでミュートの切替が可能 |
LINE IN | スマホなど外部から入れた音量の調整。 下ボタンでミュートの切替が可能 |
HEADPHONE | ヘッドフォンの音量の調整。 下ボタンで自分の音声をイヤホンで聞くかを切替が可能 |
LINE OUT | 外部接続したスピーカーの音量の調整。 下ボタンでミュートの切替が可能 |
画像では隠れてしまっていますが、左から順に上記となっております。
各チャンネル毎にフェーダーがあり、直感的に音量調整ができます。またミュートボタンもあるので、簡単にミュートの切替ができるので、配信・ゲームがしやすい設計になっているなと感じました。
背面について
FIFINE AmpliGame SC3の背面には大きめの滑り止めが4個付いており、ズレにくくデスク上で安定するなと感じました。
また下側にはライティングが付いており、デスクに置いた際に製品したも光るので、でデスクが映えます。
左右について
FIFINE AmpliGame SC3の左右は角度のあるデザインになっているので、デスクに置いても操作がしやすいです。
前後について
FIFINE AmpliGame SC3の前後のデザインです。後ろ側には各端子が付いており、簡単に説明すると下記の通りです。
端子 | 説明 |
---|---|
OTG/PC | PCに繋げる端子 |
LINE OUT | スピーカーに繋ぐことで音声を流せる |
HEADPHONE | ヘッドフォンを繋げて聞ける |
LINE IN | スマホなどから音声を取り込める |
HEADSET | ヘッドセットを使う方はここに接続 |
XLR端子 | ここにマイクを繋げる |
ゲームや配信で使うなら基本的にはマイクとヘッドフォンを繋ぐか、ヘッドセットを繋ぐだけで、使えます。シンプルな設計なので、使いやすいと思います。
FIFINE AmpliGame SC3のライティングについて
FIFINE AmpliGame SC3にはライティング機能が付いており、上画像のようにPCに繋ぐと光ります。ライティングパターンは右上の太陽ボタンで切り替えることができます。
実際に使ってみましたが10パターンのライティングがありましたので、拘りがある方はこちらで好みの色に変更しましょう。
FIFINE AmpliGame SC3のゲーム・配信向けの使い方
こちらではFIFINE AmpliGame SC3のゲーム・配信向けの基本的な使い方を紹介します。これから始めて使う方は参考にしてみてください。
使い方①:マイク
・マイクを繋げる
まずはマイクを繋ぎます。
後ろ側にマイクを繋ぐ端子がありますので、こちらに繋ぎましょう。
それ以外のマイクの方はXLR端子でマイクを繋ぎましょう。コンデンサーマイクとダイナミックマイクを切り替えるスイッチもあるので、使用するマイクに合わせてスイッチを切り替えます。
・マイクの音量調整
マイクの音量調整をします。
フェーダーがあるので、こちらを上げることで音量を上げれます。
音量は環境や好みで変わると思いますが、レベルメーターがオレンジにギリギリいかないくらいを目安に最初は設定して、そこから調整していくのが個人的には良いのかなと思います。
また、ミュートしたい時はフェーダー下の【MUTE】を押すことでミュートにできます。
使い方②:ヘッドフォン
・ヘッドフォンを繋ぐ
ヘッドフォンを繋ぐことでPCの音を聞くことができます。ゲーム音などもここで聞けるので、ヘッドフォンでゲームや配信をする方は接続しましょう。ヘッドセットの方はそちらで聞けるので、何もしなくて大丈夫です。
・ヘッドフォンの音量調整
ヘッドセットの音量調整ができます。こちらは左から3番目のチャンネルで、フェーダーで調整できますので、好みで調整しましょう。
自分の声をヘッドフォンを聞きたい方は下の【MIC MONITOR】を押すことで、自分の声を聴けます。
使い方③:カスタムボタン
次にカスタムボタンですね。こちらでは事前に録音した音声をボタンで好きなタイミングで流すことができます。録音はボタンを長押しすることでできます。全部で4個のボイスを録音できるので、使いたい方は活用しましょう。
使い方④:ボイスチェンジ
AmpliGame SC3はボイスチェンジ機能があります。「Male」「Female」「Robot」「Monster」「Baby」「Elder」の6パターンのボイスチェンジができ、地味に面白いので、購入した方は試してみてください。
使い方④:声のトーン変更
AmpliGame SC3は簡易的に声のトーンを変更できる機能があり【ELECTRIC】を押すことで、トーンを調整できるので、変えたい方は好みで調整できます。性能は高くないので、おまけ程度の機能だなと感じました。
FIFINE AmpliGame SC3の音質
FIFINE AmpliGame SC3の音質を確認していきます。実際に音声を録音しましたので、参考にしてみてください。
※使用したマイクは「オーディオテクニカ AT2035」です。
AG03とAmpliGame SC3の比較
まずは定番の「YAMAHA AG03」と比較してみました。
下記に音声があるので、聴き比べてみてください。
AG03の音声
AmpliGame SC3の音声
聴き比べてみると、ほとんど大差ないなと感じました。
若干AG03の方がクリアな感じですが、しっかり聴かないとわからないレベルなので、普通に価格以上の性能があると思います。普通にすごい。
カスタムボタンの音声
AmpliGame SC3のカスタムボタンで録音した音声です。録音なので、音質は悪いですね。本格的に使うのは難しいかな。音質とか気にしないという方は結構遊べると思いました。
ボイスチェンジの音声
AmpliGame SC3には「Male」「Female」「Robot」「Monster」「Baby」「Elder」のボイスチェンジ機能があるので、試しに「Male」「Female」を使って録音してみました。
「Male」の音声
「Female」の音声
ボイスチェンジは普通にクオリティ高いと思いました。音質も良いですし、実用性は高そうです。使い所は不明ですが、遊びで使えそうですね。
FIFINE AmpliGame SC3を使ってみた感想
FIFINE AmpliGame SC3を使ってみての感想をまとめます。ザックリと感想を下記にまとめましたので、参考にしてみてください。
- 感想①:シンプルで音質も良い
- 感想②:コスパ最強でゲーム・配信などに最適
- 感想③:とりあえずAG03を買う時代は終わった
感想①:シンプルで音質も良い
FIFINE AmpliGame SC3はシンプルで直感的に操作できるので、オーディオインタフェースを使ったことがないという方も簡単に操作を覚えられる設計になっています。
また、音質も普通に良くて2万くらいの製品とあまり差を感じない品質だなと感じました。
感想②:コスパ最強でゲーム・配信などに最適
FIFINE AmpliGame SC3は7,500円くらいで購入できるので、オーディオインタフェースでは超格安の部類です。また音質は普通に良いので、コスパ最強だと思います。
また、ヘッドセットも繋げられますし、ライティングも搭載されているので、ギラギラしていてゲーミング感溢れる製品になっております。
録音した音を自由に流せたり、ボイスチェンジができたりなど配信向けの機能もあるので、ゲームや配信をやる方にも向いていると思いました。
感想③:とりあえずAG03を買う時代は終わった
初めてオーディオインターフェイスを買う時ってとりあえず「YAMAHA AG03」を買うみたいな風潮がありますが、それはもう古いですね。
FIFINE AmpliGame SC3は音質もほとんど差がなく、半分以下の価格で購入できるので、とりあえず使える製品いいという方はAmpliGame SC3を購入して浮いたお金でマイクや他機材に投資した方が幸せになれるのかなと思います。
FIFINE AmpliGame SC3の良い点・気になる点
最後にFIFINE AmpliGame SC3の良い点・気になる点をまとめます。
良い点
- 直感的で使いやすい
- 7,000円とは思えない音質の良さ
- ボイチェンや録音機能など面白い機能がある
- ライティング搭載でゲーミング感万歳
- コスパ最強で初心者の方にもおすすめ
気になる点
- EQ、コンプレッサーが設定できない
僕は「YAMAHA AG03」を使っており、付属している「AG Controller」でEQやコンプレッサーを掛けているのですが、そういったソフトはないので、そこだけ気になりました。
EQ、コンプレッサーを使わないという方は関係ないですが、使っている僕は少し乗り換えのハードルがあるなと。
まとめ:約7,000円のコスパ最強オーディオインターフェイス
FIFINE AmpliGame SC3のレビューは以上になります。
今まで初心者はとりあえず「YAMAHA AG03」を買えばいいという風潮がありましたが、さらに安くてそこそこ音質のいいAmpliGame SC3が登場したので、さらにオーディオインタフェースを買うハードルが下がったなと思いました。
当サイトは他にもゲーミングデバイスに関して発信していくので、興味のある方は参考にしてみてください。